かわいそうだけど
今朝の同報無線で・・・イノシシの駆除(っていう言い方もなんだかと思うけど)をするので、今日は終日、○○山には立ち入らないで下さい。合計12名の負傷者を出したイノシシ騒動ですが、猟友会の人たちによって駆除が行われたそうです。知らなかったのですが、私の住む市では毎年、10―20頭近くのイノシシが駆除されているそうです。例年は畑を荒らすということなのですが、今年は怪我をする人が出てしまって・・・考えてみれば、ちょっと深い山に行けばイノシシくらいいそうなものなので、なんとか隣人としてうまくやって行くことができればいいのだけれど、なかなかそううまくはいかないらしい。今年、街中にまで出てくるのは、観光用の道路工事で山を追われて出てくるんじゃないかと言う話。あれだけの体重と運動量では捕獲するのは無理なので、どうしても殺してしまわなければならないのだろう。ニュースの映像では、駆除された4頭のうち1頭はおそらくまだ子どもなのだろう、他と比べて小さかった。道路ができて、観光客が増えれば生活が成り立っていく人がいるだろう。道路を作ること自体で生活を成り立たせる人もいる。でもそのために、失われる自然や失われる命があることを、子どもに教えていかなければならない。