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梨畑稲造日乗

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2010.07.22
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カテゴリ:Pops / Rock

輸入盤CD スペシャルプライスSuper Junior スーパー・ジュニア / 3集: Sorry Sorry - Version C 輸入盤 【CD】

Super Juniorは日本で言えばジャニーズ系のポップスユニットになるんでしょう、ヒップホップとユーロ系テクノをぶつけたような打ち込みのイントロが音圧をあげると、総勢13人(東アジアの国ごとにメンバーが変わる)の男の子たちが、ダンサブルな音に合わせて機敏なシャクトリムシのように体を動かし始めます。
そして、`Sorry, sorry, sorry, sorry'と歌い出したら、蠅が手をするような振り付けで群舞し、続けてハングルで、メカメカメカマジョ、ネケネケネケパジョ、パジョパジョポリョベイベ、ショティショティショティショティ、ムニプショプショプショ、スミマキョマキョマキョ・・・。たとえようもなくタイトで不思議な音韻の連打、その呪文のような言葉とリズムの魔力、無機質なサンプリング音。意識が音の図形に絡めとられながら落ちていく・・・

韓国では、1997年の財政破綻ののち、IT立国をめざしてインフラ整備を急ピッチで進めました。それと同時に高速ケーブル網にのせるコンテンツとして音楽を無料で流通させたことが、その後の音楽配信の芽を摘み、音楽を聴くことに対価を支払わなくなる悪習を醸成してしまった、と事情に詳しい人に聞きました。それでも音楽が生き残っているのは、ポップスに生きる力が宿っている証拠でしょう。それどころではなく、彼らの音楽は力強く、楽曲の完成度、アレンジの巧みさ、どれをとっても生命力、生を楽しもうという力に満ちていて、無視しようと思っても、そこが明るく輝いているのだからどうしようもありません。

もうひとつK-POPを輝かせているのは、ダンス、コリオグラフィーです。

Sorry Sorryのビデオクリップを見て金縛りにあったような電撃が走り、しばらく痺れが抜けなかったものだから、なにかいいわけを探しにYouTubeのなかをごそごそひっかき回してみました。すると、オレンジ色のたくさんの人々のサムネイルに目が止まりました。
タイかフィリピンあたりの監獄か感化院なのでしょう、少年の囚人たちがオレンジ色のつなぎを着て、というかそれしかないのですが、何百人もいがぐり頭で、その人数では気の毒なほど狭いグラウンドに集合し、何かを待っています。

やおら音圧の降臨とともに、モーセが海を渡ったときのように(そんなもの見てないから知りませんけど)、全員がきちんと整列して待っていたその何列ものオレンジ色の数珠が割れ、フォーメイションを形成します。
そしてクルアーンの鳴り響くメッカのごとく、`Sorry sorry sorry sorry・・・’気がつくとオレンジの群は例の蠅ダンスを舞い始めています。一糸乱れず、あるいはより正確に言うならばダンス本能の命ずるがまま、オレンジ色の群れは呪文の波動を受けて、無数の細胞が集まった一つの生き物のように蠢動します。

聞くところによると、Super Juniorは中国やベトナムでも人気のあるユニットで、コンサートツアーにも出かけているとのこと。
Super Junior Mというのは、中国向けのユニットで、MはMandarinのMです。

調べてみたら、この監獄はByron Garciaといい、収録された地獄でホトケダンスは、じつは犯罪を犯すに至った少年たちを更生させるために試みられているプログラムなのだそうです。
どうりで!

そしてもちろんのこと、このプログラムは成果を上げていて、きっとありていに言うならば集団生活の規律、ルールを守ること、一人勝ちしないこと、さぼらないこと、人に観ていただくという意識、運動能力の向上、根気・・・このような心がけの醸成や効果が期待できるのでしょう。

けれど、それよりもなによりも、エイジアン・ヒップホップ・ダンスの霊にとりつかれて踊る彼らには怖いものなどなさそうに見えます。恍惚とした表情さえ浮かべて踊る彼らの肉体は、その瞬間に捧げものとなり、ケチャのようなカタルシスを生むのです。

ぼくらの住むアジアの豊かさ。





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最終更新日  2010.07.22 23:52:50
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