テーマ:在宅介護(1594)
カテゴリ:母の介護
母の病院は四人部屋ですが、母の斜め前の
おばあちゃんが、なんと先日105歳の 誕生日を迎えられました。でも、105歳と は見えません。お年を聞いて誰もが びっくりです。 やはり、世代を生き抜いた女性らしく 凛としてなんでもキチンとされてます。 ずっとベッドの上ですが、食事の時間に なったらキチンとしゃんと自分で 座り、テーブルをベッドにセットして もらうとティッシュで綺麗にふいて おしぼりで手を拭かれ、上手に スプーンを使って1人で食べられます。 食べ終わったら、綺麗に歯を洗い またテーブルを拭いておられます。 高齢なんで、身体が辛い時もあるかと 思いますが、いつも毅然と過ごさられ 認知も感じられません。親はもちろん 兄弟、配偶者も亡くなられた様子で お子さんはおられないとのこと。 毎日我儘放題の母を見てるので、その おばあちゃんが余計にすごいなと思う 反面、誰1人面会にこない今の状況を 一体どのように感じておられるのか。 去年から入退院、転院を繰り返し 沢山のお年寄りを目にします。残念ながら こんな風になりたいと思えるような お年寄りに出会ったことがありません。 ただ、この現実を知っていて歳を重ねる のと 知らずに迎えるのでは これからの 生き方や子供に対する気持ち、老いること への心構えなど ずいぶん変わってくると 思うのです。 他人任せにしてはいけない、自分で 自分の人生に責任を持って生きなくてはと 最近すごく感じます。そしてなるべく 子供の世話にはならずに、老後を 過ごせたらと願わないではいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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