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Ivyの慶應通信奮闘記

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2008/10/22
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今朝起きたら、体がボキボキでした。一晩寝たくらいでは疲れが取れない・・・。

では、東京お受験の記録。

土曜の朝、8時30分前後の新幹線に乗るべく起床。隣駅の無料駐車場のあるところに行くのに、靄で見通しが悪い。フォグランプをつけて運転。駅に到着してみたら、新幹線は10分程度の遅れ。正規の新幹線の10分後に臨時列車がある。どちらにしようか迷っていたら、後発の臨時を薦められた。遅れは7分。止まる駅は臨時の方が少ない。迷わず臨時に乗ることにした。乗ってみたらガラガラ。臨時にしてよかった。遅れたのは霧のためらしい。新幹線の中から田んぼの風景の写真を撮ってみました。

試験日の朝

車中、日米比較文化論の過去問チェック。霧が晴れてきた頃、眩しくてしょうがないので反対の座席に移動。(空いている何でもあり♪)
少しずつ片頭痛の兆候が現れる。やばい。

東京駅に着いて、予定通りに酢の店でソフトクリームを食べ、磯野家のファミリーケーキを買い、ついでに東京限定キットカットのしょうゆ味を購入。学校のすぐそばのホテルに荷物を置き、お昼御飯としてモスバーガーで昼食。(土曜日は学食もやっていたらしい。そちらにすればよかった・・・。残念。)

某慶友会の学習室に移動し、少しでも多く詰め込む。
ありがたいことに、翌日予定に入れていたピサロ展の招待券を頂く。
うれし~~~~!ありがと~~~~!

初めて第一校舎の教室に入った。黒板を見て、日米比較文化論の列を確認。既に後ろの方に座っている人がいたので、一応聞く。そして前へ進み座った。
●列~●列だから、無理にその列に座らなくても、隣も、その隣でも同じなのに聞いた人の列がそうだと思って右も左も見ない。縦に移動。

試験は、良いのか悪いのかワカラン。結果を待つのみ。
地方の受験と違うな~、、と思ったのは、試験終了まで残っている人が少ないこと。途中で退出する人の割合は、地方よりもずっと多いように感じた。だって、最後はスカスカに感じたもの。

翌日のランチオフの約束をし、近くのスーパーで夕食購入。何を買っていいのかわからない。スクーリング時はウィークリーマンションなのでミニキッチンがある。今回はないから、加熱調理する必要のないものを選ばないといけないが、揚げ物などはお昼がモスバーガーだったせいかお腹が空いていない。
もやしの中華サラダ、ヨーグルト、バナナ、ポテトチップ、飲み物を購入。

ホテルで6時半に大浴場に一人で入り、朝シャンは無理そうなのでシャンプーも済ませる。とりあえず、翌日の為の試験に備える。朝食はバナナとポテトチップス半袋を詰め込み学校へ。

前日の夜から、試験のことよりも気分はbunkamura。すでに絵画展に行っている。試験は二の次。なるようにしかならない。
試験後は、そそくさと渋谷へ・・・・。

109横にギャルママとそのおこちゃまの行列。地方では絶対に見ることのできない人種の列。おこちゃまがいるとは思えないほど若い人もいる。付けまつ毛ばっちりで巻き毛クルクル。列の最後に最後尾の目印プラカード持った人が立っている。おそらく、ギャルママ雑誌のギャルママフォトコンテスト、みたいな感じのものがあったらしいので、大集結状態だったようだ。

そして坂道を登る。オカシイ、変だ。以前来たときにはこんな坂はなかった。もっと近かったはず。109の左側を来てしまったけど、右側だったのかも・・・。と思って、途中で立ってたおまわりさんに聞いてみたら、やはり間違っていた。「そこを右に曲がってずっと行くと、東急本店の裏手にありますよ。」ということだったので右に曲がってみたら、そこはラブホテル街でした。

ようやく到着したときにはすでに入場制限となっていてすぐに入れない。待ってから中に入りました。500円払って音声説明をレンタルして鑑賞。

最初の絵は、11歳の時に書いたというギリシア戦士の胸像だったけど、まるで写真のように見えて立体的。これが11歳の時に書いたなんてやっぱり天才だ。トリックミュージアムでもこんな感じのがあるけどね。

次にお!っと思ったのが、両親の家のキリストで、ダヴィンチの最後の晩餐を思い起こさせる色づかい、そしてカンナ屑のリアルさと、大工の腕の浮き出た血管や筋肉描写が凄いの。

葉の葉脈、人物の表情で引き込まれたのが
木こりの娘で、若かりし頃の作品としては息を飲むものがありました。

お約束のオフィーリアの現物を見て感激!マリアナも良かった。

この頃から人気が出だして、1746年の放免令のワンコの毛並み、人物の鼻の穴やシワなど、本当にまるで写真だわ、と思ってみました。これがモノクロの版画となったというのも、その版画の技術に脱帽。しっかりモノクロ写真のようにリアルで原本に忠実でした。

これ以降は、愛娘たちの絵とか、人物が多くなって、肖像画が多くなってくるけど、それなども目が生きてる!写真の無い時代に、金持ちの写真の代わりになったのでしょうね。

晩年の風景画とかも離れてみると写真だし、単なる絵、されど絵、でした。ショップからは画集を買い、クリアファイルを買い、Tシャツを買い、合計7000円超使ってきました。

帰り道、東急本店付近の通路に来るとリアルなバラの香り。香りの道筋に沿っていくとエルメスブティックからでした。マックハウスから買ったTシャツにジーンズ、無印良品から買った1500円のベルトを締めて、ずーずーしく中に入り、「薔薇の香りに魅かれて、鼻を頼りきたらここにたどり着いたんですけど、合ってますか?」などと聞き、”ローズイケバナ”という100mlで2万を超えるオードトワレをムエットに吹いて頂き、面の皮を厚くして帰ってきました。

急いで学校に戻る途中、109前で横切ったところはママギャルの撮影していた場所らしく、背後から「もう一回撮りま~す!」と聞こえてきたのは、私が写ってしまったということか?あい、すんません・・・。

楽しいランチオフを済ませ、東京大丸のピサロ展に移動。葉脈、血管、犬の毛まで詳細に描かれているミレイ展の後だけに、ピサロはなんて大雑把。同日の鑑賞は、とっても比較できました。

ミレーの三大名画展があったとき、「モナリザ」よりも晩鐘羊飼いの少女が印象に残ったけど、それと同じような背景のミレーの作品があった。ほかの作品と違って、しっかりアクリル板で頑丈に保護されていました。

その後は昨日の日記の通りの事件があり、無事に母と待ち合わせのホテルに到着いたしました。
やっぱり、今回のメインは試験よりも絵画展でした。 (爆)ウィンク





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Last updated  2008/10/22 07:23:32 PM
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