カテゴリ:カラダは何でも知っている!
おはようございます、シーちゃんです。
今日は、「人類の共有財産としてのキネシオロジー」というテーマで書きたいと思います。 治療技術としてのキネシオロジーは、カイロプラクターのジョージ・グッドハートによって創始さ れたアプライド(応用)・キネシオロジー(以後、AKと略)からはじまりました。 その後、創設時のメンバーであったジョン・シー博士がこの技術を家庭で誰でもできるように つくりなおし、「タッチフォーヘルス」として世に出したことから、現在世界中の人がキネシオロ ジーを共有できるようになりました。 私はこのジョン・シーの功績は、非常に大きなことだと考えています。 その理由は、本来AKの技術は、正式なカイロプラクティックの教育を受けた人や医師の資 格をもつ人だけが学べる技術だったからです。 もちろん、医学的にその効果を証明する手続きは重要なことであり、この方法が信頼できる 科学的な技術として承認されるために研究されることに、私も異論はありません。 しかし、正式なドクターが行っているからといって、必ずしも「正確に筋反射がとれているかど うかはわからない」という問題が必ず残るのです。 これはつまり、「筋肉テストにおける精度」の問題です。 また他の問題として、「筋肉反射テスト」ですら、術者の信じこみ・思い込みに影響されること があるため、検査結果に「術者のこうなるはずだ」という信念を反映させてしまうこともあるか らです。これもある意味で、正確な筋肉反射をとっているとはいえないということです。 さきほどジョン・シーの功績は非常に大きいと書いたのは、「権威者」の答えをそのまま受け 取るのではなく、「病気の治療に自らも参加する効果的な方法」としてタッチフォーヘルスとい う技術を提供してくれたからです。もちろん、正式な教育を受けたカイロプラクターや医師た ちは、筋肉反射テストの精度を上げる努力をされているまじめな先生方が多いので、その技 術を信頼し尊重することは大切なことです。 私が言いたいことは、「自らが家族や自分の病気に直面する意欲」の方がもっと大切だとい うことです。極端な話ですが、死人に薬を飲ませても無意味ですし、「手術は成功しました が、亡くなられました」ということがあるように、まずいかなる場合でも、始めに「その人自身 の生命力」が第1の力なのです。 そう、その人が体と共にどれくらい生きたいかという意欲、そして自らできることをすることが 一番大切なことであり、あとの治療や手術・薬などはそのお手伝いにしかすぎないのです。 そのような意味で、自然治癒力の存在を筋力を通して、回復を自分自身で実感することがで きる「タッチフォーヘルス」以後の技術は、治療家というワクを越えて、自らが自分の健康に ついて考える技術とチャンスを私たちに与えてくれたと思います。 「手術台の上でまな板の鯉」にならないでください。 あなたにも自分自身でできることがあるのです。 また、キネシオロジーだけがその方法ではありません。 ヨガ、瞑想、気功、レイキのようなヒーリング・セルフヘルプの技術を通して、「気・生命力」を 高めたり、それを実感することもできるようになってきました。 最近、レイキについてお勧めの本は、「癒しの風*中尾豊・長谷マリ著*たま出版」です。 レイキのシンボルやマントラが公開されていて、お金をかげずに誰でもそれを独習できるよう になっています。本の中では、カイロプラクティックやキネシオロジーについて一部、私の見 解とはちがう内容も書いてありますが、いま私がこの文章を書くキッカケも与えてくれました。 自分自身という存在を、エネルギー的に実感する方法としてレイキもすばらしい方法です。 そして、キネシオロジーを勉強・実践することも、最終的に自分自身についての理解を深め るプロセスとして私がお薦めしたい技術の一つです。 方法は何でもよいのです。自分自身を高める価値があると思うものを選んでみてください。 各人がキネシオロジーを学ぶことの意義は、ドクターや治療家が提供する情報や技術に対し て、その技術を信頼できるかどうかを他人まかせにせず、自分自身で判断できるようになる ということです(逆に信頼できる治療家を見つけるための基準にすることもできます)。 キネシオロジストは、「カラダの言葉」を絶対視してしまう傾向がありますし、また筋肉反射テ ストの精度は術者の経験量に左右されます。 私自身も筋肉反射が正確に取れるようになるまで、本当にいっぱい失敗してきました。 でも、その経験こそが、今の私の「自信」そして「礎」にもなっています。 ここで「キネシオロジーの世界」をご紹介しているのも、実はその経験を共有して、みなさんに もご自身の体験を通して、自分なりの真実を見つけていただければと思うからです。 キネシオロジーでまずは遊んでみてください。 そして、おもしろいと思ったら、「タッチフォーヘルス」や「スリーインワン・キネシオロジー」の セミナーに行ってみてください。 はじめは、「ジャッジメント(決めつけ)」、「自分の思い込み・信じこみ」の結果が出るかもしれ ません。それでも、私はよいと思っています。そのとき出た結果というのも、その時点では必 要なことだからです。そして、いつかはそのまちがいに気づきます。 まずは、その時点ごとの結果を信頼することです。 そこから、さらにもっともっと奥深い世界がまっているのです。そして、筋力テストから筋肉反 射テストを学んでいくうちに、それらの問題は自然に解消されます。 私自身のキネシオロジーを行う上で気をつけていることは、自分の信じこみが入っていない かをつねにチェックすることです。筋肉反射テストには、ブロッキング(筋肉がつねに強い)、 オーバーロード(筋肉がつねに弱い)状態、自分のジャッジが入っていないかどうかをチェッ クする方法があります。 シーちゃんがキネシオロジーを使っていて、一番よいと思ったことは私の記憶容量はとても 少なく、項目を記憶しようとしてもすぐに忘れてしまうのです。「何番」という情報を取るとき、 ただ出てきた情報を信頼し、そのまま人に伝えます。 記憶力悪いことで、たまにはいいこともありますねぇ・・・ まずは、まちがってもよいのでチャレンジしてみてください! 最初からプロはいません。 そしてキネシオロジーの技術は、医師や治療家だけに独占させておくのはもったいないこと です。また、それを唯一、絶対の答えとして操作される危険性もあるので、人類にとってそれ はマイナスのように私は感じています。 キネシオロジーの本質は、「自分の中に偉大な答えがあること」に気づくことです。 また、自分自身の経験は人に教えられた常識の世界を越え、自分なりの真実に気づく最高 の機会です。 私はこのキネシオロジーという技術を、「人類の共有財産」ととらえています。 少しでも多くの方が、この技術に触れ、楽しんでいただければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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