カテゴリ:本
著者は、産経新聞の記者さん。
二年間中国の総局長を勤めた経験を元に、内側から見た中国の対日施策を各保守系雑誌に発表、改題・加筆してまとめたのがこの本。 日本側は“友好”“友好”って、なんとかの一つ覚えみたいに繰り返してるけど、 中国は国を挙げての反日教育、反日言説の捏造に余念がない。 中国のご招待で大接待を受けた後、日本に戻って中国に有利な政策を推し進める政治家たち。 一体どの国の政治家なんだか。 李登輝元大統領の訪日に反対したのは、ひとりの外務省のチャイナスクールだった。 役人のくせに国の決定に逆らい、中国様の意向を優先させる歪んだメンタリティ。 チャイナスクールを増長させる媚中政治家たち。 アメリカの対中政策の変遷。クリントン政権における経済関与による懐柔路線は、何ひとつ成果を生まなかったという現実。 九年前の本ですが、日本の対中政策が変わってない、どころか民主党政権で卑屈さに拍車がかかってるので、全く古くないです。大丈夫(何が笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月29日 14時37分13秒
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