カテゴリ:本
副題は、“彼らに心を許してはならない”。
中国の微笑外交なんぞに騙されてる場合じゃない。 パンダなんかいらない。 2005年から2008年までの週刊新潮に発表した連載をまとめたもの。 2006年の北朝鮮への対応を巡る国連安保理で、日本VS中国の戦いに、日本は勝利した。 当時の外相麻生太郎氏は、中国になびこうとする外務官僚を「あんたらは喧嘩の仕方をしらない」と叱り、 官房長官だった安倍晋三氏は、中国案に乗った方が良いと説得する国連次席大使に「不快感を示し」、 小泉純一郎首相は「最後まで突っ張れ」と強い姿勢を崩さなかった。 日本が意見を変えなかった事で、中国寄りだった米ロの流れが変わった。 これぞ脱官僚の政治主導。 この布陣は、今思うと神でしたね。 東シナ海のガス田開発も、中国案にノーを言い日本の会社にゴーサインを出したのは故中川昭一経産大臣だけだった。 中国が、理屈や道義の通じないならずもの国家なのは今更言うまでもないんですが、 戦略的に全世界に力を伸ばしている現状 北朝鮮の裏にいる中国、 ロシアと領土問題を痛み分けて、大規模な合同軍事演習をしてみせる中国、 日本からの莫大なODAを横流しした支援金と、中国製の武器を餌にアフリカ各国を取り込む中国、 アメリカの下院で全く事実と反する主張で慰安婦決議を行う、中国共産党のヒモ付き議員、マイク・ホンダ、 反日情報戦において完全に中国にやられている日本。 じわじわとせまる台湾包囲網。 まとめて読むと本気でヤバいと思います。 日本がするべきことはまず、集団的自衛権の行使を可能にする事、 南京事件、慰安婦問題等の真実を、世界に発信し続ける事、 一人前の独立国家となること。 そして国民が、祖国の歴史や伝統を育んできたその価値観を学び、まともな日本人になること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月05日 18時23分34秒
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