カテゴリ:本
民藝運動の第一人者が書いた、日本全国の手仕事紹介本。
『日本の手仕事』じゃなくて、『手仕事の日本』、なんだよね。これ大事。 焼き物とか、織物とか、紙漉きとか、鋳物とか、漆器とかとかとか。今でも有名な産地の名前が、たくさん出てきます。 書かれたのは、戦中。 この時点で、「もう途絶えた技術あるかも」とか言われてて、なんか涙目。 さらに、「北海道は歴史浅いから」ってハブにされてて、私涙目。 無名の職人の仕事を見いだし、褒め称え、評価した人。 ただ、今となっては、当時の民藝運動の中で出てきた作家さん(濱田庄司とか河井寛次郎とかさ)て高騰しまくってて、結局お金持ち屋さんのコレクションブランドがひとつ増えただけじゃん、て気もしてる。 柳が目指したのはそういう事じゃないはずなんだけどねぇ。おかしいねぇ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月22日 06時04分32秒
[本] カテゴリの最新記事
|
|