テーマ:英語学習法(88)
カテゴリ:本
英語勉強関連の本を読み漁ってて見つけた本なんですが、久しぶりにすごい本を読みました。
作者の言ってることが主によくわからないというすごい本ですw いや中身は全て日本語で、文法も完全に正しい。 でも言ってることがわからない。 「あなたは今勉強している言語を愛しているか?」って?え?愛と言語って結びつくの?愛って言語に使うの?ゴメンほんと何言ってるのかわからない。 あなたは英語を愛しているか? その設問は想定外だ。 愛もへったくれもない。 英語はツールだ。 使えるようになったらカッコイイなとか。 お金もうけの手段になりそうとか。 中国語ロシア語ハングル習うよりかはまだマシだとか。 私にとって英語学習はそんなレベルだ。 愛というなら母国語である日本語をたぶん一番に愛している。 だから別の言語を学ばなければならないことに、若干の敗北感を感じる。 なんなら世界が日本語を共通言語にすれば良いとすら思っている。 作者はいわゆるマルチリンガルで、母語が英語、第2言語が日本語、他に中国語スペイン語ポルトガル語フランス語、エスペラント語まで話せる。何この天才? でもこんな天才も子供の頃の外国語学習ではたいして良い成績ではなかったのだとか。 いわく ドイツ語の授業で最初に習ったのは「Wo ist Monika? 」(ヴォ イスト モニカ)→モニカはどこにいる? これを延々と言わされた。 僕は思った「…知るかーっ!!」 こんなふうに始まる教科書や教師なんて、どうかしてる。ドイツ語の楽しいところ、そのおもしろいところをどんどん紹介してほしかったのに。 …だそうだ。 ドイツ語に楽しいところやおもしろいところがあるのかという個人的ツッコミはおいておいて、いわゆる日本の教科書的な学習方法というのは、どうやら語学学習には不向きらしいw そもそもこの作者、父親がハンガリー人、母親がイタリア人でありながら、実はどちらの言語もちゃんと教えてもらってないという。 アメリカに渡った作者の両親は、自分たちの子供を英語を母語とするように育てた。 その気持ちはわかる気がする。 たぶん米国において、それが一番こどものためになると思ったに違いない。 ただそれでも少しくらい自分たちの言語を教えたって良かったと思うのだが。 まぁ移民の覚悟というものなのか? そういえば元台湾人の金美玲さんは、日本で産み育てた自分の子どもたちを日本語を母語とするように育てたと言っていた。 「なまくらな包丁を何丁も持つより、切れ味の良い包丁を一本持っていた方がはるかに良い」との考えからだったと著書で読んだ。 だとしたら母国語が話せるだけでもう私たちは充分ではないのだろうか?w なぜわざわざ外国語を身につける必要があるのだ? いや、そうは言ってもねぇ。 やっぱり英語使えると良いと思うし。 そして最初に戻るw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月13日 16時43分47秒
[本] カテゴリの最新記事
|
|