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2010.01.24
カテゴリ：こころ・カウンセリング
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女性が年齢を重ねる中で、多かれ少なかれ エイジング・コンプレックスの経験をすることがあると思います。 エイジング・コンプレックスとは、若くなくては認めてもらえない、 美しくなくては認めてもらえない、年をとったら愛されないという 恐れのことで、女性を襲う心の嵐のこと。 今日は、心療内科医の海原純子さんの言葉からご紹介しますね。  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私はエイジング・コンプレックスを強く感じた時期がありました。 45歳くらいから、急に集中力がなくなったりとか 「ブスになったな」みたいな感じがすごく強くなったんです。 すごく自分で「老けたな」って思いましたね。 １年以上体重計に乗らなかったし、きれいなブティックにも 全然行かなかったし、美容院にも１年以上行かなかったんですよ。 ちょうどその頃、歯医者に通っていて、抜かなくてもいい 親知らずを抜かれたりっていう、医療過誤みたいなことをやられて 顔が少し変形したんです。 また急に体重が10キロくらい太って、あの頃は顔は変だし太ったし、 「もう自分じゃないな」って思っちゃいましたね。 それで、一切公の席から姿を消しちゃったんです。 それが２年くらい続きました。 その時思ったのは、感情をコントロールする必要は ないということですね。自分を「嫌だ」と思う感情、 その時の悲しさをごまかさないで十分悲しむ。 十分悲しんで悲しみ抜かないと立ち直れない。 そういった感情から私が抜け出したのは、自分が一番格好悪くて 一番みっともなくて「どうしようか」って悩んでいる時期に、 そういう私を「最高にきれいだ」と思ってくれる男性がいたんです。 それがすごくラッキーで、その男性の存在によって、 そういう時期を乗り越えられたというのもありますね。 弱くなった時の人間って、話せる人がいるだけでも救われるし、 誰かが自分を見てくれていると感じることで、自信や勇気が持てたりします。 そんなとき、自分を助けてくれる人、サポートシステムというのは とても大切なものなんだ、そしてそんな関係は簡単には築けないので、 少しでも早い時期から、良い人間関係を作っておくべきだと 改めて考えさせられました。  ※「快楽園」参照 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ どんなに強い人でも、心がすっかり弱ってしまって 誰かの手助けがなければ、とても立ち上がれないように 感じる時期があります。 別の女性のケースで、日頃は明るく自信に満ちあふれた人なのですが、 42歳の妊娠で、夫の理不尽な態度に情緒不安定になってしまったそうです。 すっかり家にこもりがちとなり、年齢から来るコンプレックスで 感情的になったり、思いつめて泣き出したりという状態になってしまいました。 ところが、そんな彼女を食事に誘い出してくれた男友だちがいて、 「どんなに体型が変わっても君は君。それに誰かの女房じゃなくて、 君は僕の大切な友だちで、素敵な女性だよ」と言ってくれたのだ そうです。 ひどく不安定になり、自信喪失していたその女性は 男友だちの力によって、見事に立ち直ることが出来て、 子どもが生まれてからは、夫が一変して子煩悩な父親になり、 すべてがよい方向へと向かったそうです。 サポートしあえる関係があるかどうか、そんな関係を常に大切に育み、 お互いにいつでも相談に乗ったり、励ましあったりできる友人や家族が いてくれるというのは、心に大きな安心感と安定感をもたらして くれますね:*.: ．. NEW！ 美保まりの無料性格・気質診断 無料性格・気質診断の体験談集はこちら   人気ブログランキングに参加しています  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.01.24 09:16:27
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