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カテゴリ:雑記note
原作中の卓球の権化、海王高校の主砲ドラゴンこと風間役の中村獅童のス
キンヘッドと睨みがあまりに恐ろしかったので、見そびれてしまっていた 映画でしたが、 とても良かった、本当によい映画だった。 なかでも印象に強く残っているのは、 卓球でこの星の一等になりたい惨めなペコ(窪塚洋介)が 笑わない陰気なスマイル(ARATA)の心の奥底の呼び声に応えて、ドラゴンにびびりながらも ヒーローとなった瞬間、 お経のように、呪文のように、空中を跳びながらつぶやく言葉 はんのうはんしゃ おんそくこうそく 反 応 反 射 音 速 高 速 はんのうはんしゃ おんそくこうそく 反 応 反 射 音 速 高 速 もっと早く! もっと早く!! それはまるで私の耳にはまるで般若心経のクライマックス ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい 羯 諦 羯 諦 波羅羯 諦 波羅僧 羯 諦 ぼじそわか はんにゃしん ぎょう 菩提薩婆訶 般 若 心 経 恣意的私訳: 行こうよ、行こうよ、彼岸に行こう、怖れずどんどん次元の壁を突破しよう。 おお、しかしなんともう、気がつけば私達はすでに彼岸に達しているじゃあないか・・! なんという祝福なんという幸い、一緒に付き添ってくれてありがとうお釈迦さま。 のように聞こえてきました。 * * * * * 映画では140km/hのピンポン球が行きかう全国高校総体の準決勝。 脚の怪我もなんのその、「小僧!」とうなる風間ドラゴンの威嚇もなんのその、 鉄人ロボかな?それともシュワッチのウルトラマンかな? 松本大洋氏の原作を読んでいないのでわからないのだけれど、 前陣速攻、音速反射の天才、嬉々として空中をまうペコの天衣無縫ぶりにまいりました。 ~しかしドラゴン役の中村獅童の怖いこと怖い事!!!。 『いま会いに行きます』の役柄とは見事に真逆のイメージですわね(^_^;)~ さて決勝は、海王の主力二人に勝ったペコとスマイル 「いくぜい、相棒」ペコ(窪塚洋介) 「お帰り、ヒーロー」スマイル(ARATA) ~スマイルはペコがヒーローだってこと知っていてペコをずーっと待ち続けていた んですね~、けなげだなあ。 「おいらスマイルが待ってたこと知ってたけど、知らんふりしてたんよ~」~だったけどね(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/02 02:54:54 AM
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