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カタリナnote

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2007/05/04
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カテゴリ:雑記note
TBSの金曜ドラマとはつゆ知らず『ドラゴン桜1~6』をレンタルショップで借りてきたの
ですが、この作品は実にいろいろ、私の10代頃の、もやもやとした学校・進学に対する
疼きややりきれなさを、明るく再考させられるDVDでした。

ここでは下流ランク校生と烙印を捺されている(自らも頭が悪いと決めてしまっている)
高校生達がひとつの大きな目標として東大合格を目指す内容なのですが、すでに私には
東京大学という世間的なブランド、そのシンボリックな意味や影響力は、薄れてしまってい
るのでは?
などと思いつつ初めぼんやりと見ていたのです。

どら
【TBSテレビドラマ『ドラゴン桜』より】http://www.tbs.co.jp/dragonzakura/cast/index-j.html


ですが、やはり大勢の人たちの東大に対する意識、感情を分かりやすく描いているなあと素直
に感心いたしました。
『トリック』で好演していた阿部寛扮する桜木弁護士の学歴観のセリフには、途中?を感じつつも、
終わり良ければすべてよしで、いい切り口の脚本だったですね。

いまでは国内だけに留まらずハーバードやパリ大学、ケンブリッジやオックスフォード等々様々な海外の大学に学ぶ方々も多くいらっしゃる時代となりましたが、
(シュタイナー創設のゲーテアヌム大学を卒業される方はまだまだ少ないですね~笑)
以前「爆笑問題」の太田光さんが駒場の教養学部にまでいささか(もしかしたらかなり?)どきどきされながら出向き、学部教授および学生達と「教養って何?」と対談するNHK番組を今年の年頭か~あるいは昨年末に~見て、非常にエキサイティングなやり取りがあったことを思い出しました。

私自身は友人達のような進学コースは歩まなかったことと、図書館にばかりなじんで学校になじまなかったので受験とは縁が薄かったのですが、戦争という形容詞もついてしまう大学受験というものも、このように現実認識が優れている教師の方達や友人達に恵まれれば、貴重な人生の宝となるのだなあとしみじみ見直した次第です。

会社&個人的には東大生協様からご注文を頂いたり、過去のパートナーがOBであったので
恒例の赤門祭に行く予定も幾度となく立てたりしたのですが、改めて、世俗的色眼鏡ナシで「教養」とか「学問」といったものを素直な観点、本来の観点から捉えなおせるような一般向け講座があれば参加したいな、と思いながら見終わりました。

ともあれ阿部寛の演技が見たくて借りて見たら、とても面白かった『ドラゴン桜』でした。





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Last updated  2007/05/04 10:32:05 PM
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