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カテゴリ:雑記note
■■ ■■ジュンク堂書店@高崎コミック館 ── その1 10月下旬、カトリック桐生修道院でのリトリートの帰り、JR高崎駅西口でバスを待ちながら、全国の書店に詳しい友人と北関東書店情報談義を延々1時間ほど、携帯で。 私の最近の読書傾向は非常にシンプルで、宗教書と少女漫画中心のコミックスがもっぱら。 必要と思われる宗教関係の書物は、ほっておいてもあちこちのキリスト教会や禅宗真言宗の友人知人が贈ってくださるので、プライベートな勉強には事足りているのだけれど、漫画はたまに都内に出た折にジュンク堂書店@池袋本店でまとめ買いが多いです。 同一作品なのにさまざまなヴァージョンが出ているので、目で見て確認しないとだぶってしまうのですね。青池保子『エロイカより愛を込めて』なんて、秋田書店から少なくとも3ヴァージョンは出ている上、東西冷戦時代から現在まで数十年、延々描き進められているシリーズなので私のストックの34巻は優に超え、もう40巻近くまで出ているはず。 アマゾンでこの春に十数冊『エロイカ~』をまとめ買いをしたのだけれど、内容が確認できないうえ、秋田書店の編集方針が行き当たりばったりなのか、章立てが微妙にずれ込んでいて結局最後まで読んでみて、ほとんどだぶっていたことに気づきました。こういうのがあるとマンガを読むわくわく感がちょっと減退。以来アマゾンでコミックは購入していないのです。 だから最近は、わたくし的にはとても勇気がいる行為なのだけれど、コミックにかけられているビニールを書店員さんにお願いして取り去ってもらうようにしているのです。これは10数巻以上の長大な漫画本には不可欠なお願い。でもごめんなさい、紀伊國屋書店けやきウォーク@前橋店さま、あれは8冊ほどだったでしょうか、ビニールを取り去ってもらった結果、すべて読了していたことがわかって結局何も購入できずに終わってしまったのは……。なにか買おうと努力はしたのだけれど、他のコミック作家で欲しいものはすでに購入済みのものばかり。 幼少時から貸本屋がよいを続けていた身には、読まないもの&読みたくないものを義理で買うことはできない体質にどうやらなってしまっているのです。 まあでも、そのような轍を踏んで社会学習したのち、たまたま店頭で見つけた『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』は、なんとなく気になって、でも全く読んだことのない作品だったので1巻と6巻だけビニールをはがしてもらって購入して成功でした。何が成功かというと、納得してお金を払って自分の蔵書になったという満足感があるので、安心して作品を楽しめるのですね。安価な買い物なので、だぶって買っても経済的なダメージは少ないのだけれど、その場合ていねいに読もうとする気分が損傷を受けるんです。 高崎駅構内にある、くまざわ書店@コミック館で『荒川~』は購入。この作者の中村光は、現代を生きる仏陀とキリストの仲良しコンビ『聖(セイント)☆おにいさん』の作者でした。これ割と好き♪ なかなか「ジュンク堂書店@高崎コミック館」の展開になりませんが、これはまたそのうち「その2」としてお伝えできたら幸いです。 澁澤@イザラ書房 弊社の加入している出版流通対策協議会(流対協)のブログの中の ▼出版者のつぶやきコーナー より転載 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/05 01:54:50 PM
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