しゅくだい(year1,oct.)
英国の公立小学校1年生で宿題が出るかどうかというのは学校によるようですが、娘のところは出ます。フランスやベルギーに比べると体験型学習重視なので、いわゆる紙の上の勉強はかなりゆっくりめ。とはいえ、英語初心者の私とえーちゃんには大仕事なのです。 先週金曜日に出された宿題(水曜に提出) ==================================(1)Reading 1冊(先週までに比べて、いきなり難しくなった)(2)「or」「oa」のつく単語をいくつ思いつきますか。 また書けますか。(3)「a」「am」「cat」「to」が読めますか。 これらを使った文が思い浮かびますか。その文が書けますか。(4)we are looking at data handling in maths and cereals in our topic work. What are your family and friends' favourite cereals? Record this information in a way of your choosing! This could be a tally/tick chart, pictorially or bar chart....! ==================================== あー。。。。なんて?目がチカチカして・・・いえ、正直よくわかんない。どうすれば・・。学校で宿題をもらったその足で児童館に駆け込み、他のママさんに質問。例をあげて説明してもらう。念のために夜中に帰ってきた夫に見せて日本語で説明してもらおうとすると・・「なにこれっ!?商品名で選べって、どういう教育の仕方なんだ!!こんなんだからイギリスの教育はダメなんだ!!」と激怒。あぁ、やっぱり商品名でグラフを作るのか???そこんとこが引っかかってて、宿題に取り組めなかったのだ(←いちフランス人が怒っているのは横に置いておく)。 とにかく、やる。好きなスタイルでグラフにしていいらしいので、好きにする。棒グラフを採用。そしてスーパーでケロッグのいろんな種類のシリアルが小箱でセットになってるやつを買ってきた。すべての表紙を切り取って、さぁやるぞ!!! まずは家族から。「好きなシリアルを選んでください」と英語で質問してね。選んでもらったら表紙を裏返して「名前を書いてください」と言うのだ。英語で話させること、これがママからの課題よ。あとは登下校時にクラスメートを捕まえて、児童館のマダムたちにも協力してもらおう。あ、担任の先生にも書いてもらおうね。娘の尻を叩いて、とにかく自分でしゃべらせる。「あら、これっていいアイデアね!」と目を丸くするほかのママさん達。 提出の前日、下校してすぐに児童館へ行き机を借りる。添えられていた方眼紙に棒グラフを作るのだ。実は「もうできたよ!」という他の子の宿題も見せてもらったのだが、実にシンプルで、さらに字を自分で書いてないじゃないか。よくできたねと褒めてあげたが、こんなの美しくないー、楽しくないもーーん。 で、仕上がったのがこちら。(小さくて見えない?)どう?整然としてないところが、私たちらしい?グラフの升目には、えーちゃんのアイデアで花やテントウムシが描かれています。 データ集めに協力してくれた人たちの名前も、表紙の裏を見ながら書かせました。みんな、ありがとう!!私としては「英語で人に話しかける」「棒グラフの意味を理解する」の2点が出来たので、大満足。えーちゃんにはままるっ!!他の宿題もなんとか仕上げ、4日がかりで完成。さぁ、明日は何して遊ぼうねぇ♪