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カテゴリ:制作現場
暑さにだらけ、出かけを言い訳に、ぐーたらを決め込んでいたら、あらら、もうひと月も更新なし。 パソコンの前に座り、久しぶりにブログを開いてみたら、書き込みのページなどのレイアウトが変わってる。世の中はずんずん進んでいくなぁ。 涼しさが増し、ツクツクホーシの鳴き声も遠く小さく聞こえるようになってきた今日このごろ。ぼちぼちと再開いたしましょう。 先日、沖縄のある局で編集をしていたら、キャスターの女性がディレクターに向かって「あのCMの入り方、ひどくない?」と話し始めた。 話を聞いてみたら、ニュースの間に入るスポットCMのこと。それは、毎号に付属するパーツを組み立てると「ゼロ戦」が完成する週刊誌のCMだった。 アメリカ軍基地の存在に対して異をとなえる人たちの動向を伝えた直後に、戦闘機を作る喜びを強調するCMが流れる。確かに妙だし、ジャーナリズムとしての放送局の姿勢を問われることにもなりかねない。 アメリカ軍の基地からは、ベトナム戦争時には爆弾を満載したB52が飛んでいったし、イラク戦争の時にも重要な拠点となった。アメリカ軍の演習は今も日常的に行われているし、頭上にはジェット機やヘリコプターが飛び交っている。 地上戦を体験した沖縄は戦争に敏感だし、だからこそ、ニュースの間に流れるCMの内容に対しても繊細になれるのかもしれない。 が、結局は個人の意識の問題だ。ぼくは「おかしい」と指摘されるまで、その奇妙さに気づかなかった。 恥ずかしいね。 基地との同居を強制されている沖縄は、アメリカが世界で起こしている戦闘に無関係ではない。そしてそれは、本土に住むぼくにも無関係ではないはずだ。日本が国としてそれを認め、推進しているんだから。 ぼくらは、もっともっと繊細にならなくちゃね。 大切なことを教えてもらいました。ありがとう。 今月10日、沖縄 辺野古では普天間基地機能移設に関する騒音調査がアメリカ軍のヘリコプターを実際に飛ばして行われたとか。 そんなニュース、ぼくらのまわりで流れたっけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.13 11:35:22
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