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カテゴリ:制作現場
編集の旅、終了。今回は9泊10日と少々長かった。 あったかい季節は下着など洗う気分になったりもするのだが、冬は面倒くさいは、乾きにくいはで、日数分の下着やシャツを持って行く。 ピジネスホテルの狭い部屋に日ごとに汚れものがたまって行く様子はかなりおぞましい。 仕事が始まる日に合わせ、大きめのコロコロバッグに洋服類は送っておく。 さて、仕事が終わってバッグに詰めようとすると、入っていたはずのモノが入らない。 なぜかしら? 洋服その他、増えたモノは何もないのに。要するに梱包がヘタなだけなんだろうけど。 はみ出た分を背負って帰る気力はないので、結局送る荷物は2コになってしまった。 ひとまず役目を終え、コタツでネコ助を撫で撫でボ~ッとしていると、今回の番組の元締たる取締役から電話。 「エンディングのナレーションがスタッフロールと重なっているのが惜しい」 そうそう、今日の昼下がりに最終プレビューがあるんだった。 今回のテーマはこの取締役がずっとあたためてきたものらしい。 制作現場のいちディレクターの時代から、いつか形にしたいと思い続けて月日は過ぎ、取締役という立場になった還暦過ぎの今、ようやく世に問える機会がやって来た。 「ラストの映像が平板なのでナレーションの意味が見ている人に伝わらない」 電話の声に、番組に込める思いの強さがよくわかる。 こんな気っ風の制作者がいるから、ローカル局の制作現場、特にドキュメンタリー番組は青息吐息ながらなんとか生き長らえている。 その粘りと心意気に、呼応しなきゃね。 音声やBGMは完成しているはずだから、手を入れることが出来る部分は限られる。 でも、工夫の余地はあるだろ。もうちょっと考えましょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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