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カテゴリ:制作現場
廊下に張りだされた自局の高視聴率番組。どの局も同じようなことをする。
初めてキー局に行った時、風になびかない幟のように天井からズラリと垂れ下がっているのを見て驚いた覚えがある。 「幟に記された番組の担当ディレクターは肩で風を切って歩くんだぞ」 そう言う先輩に、そんなこともあるのかなぁくらいにしか思わなかったけど、のちにぼくが取材した番組のプロデューサーは多額の予算を投入した大型ドラマで数字がとれず、以降、制作畑にいながら1本も番組を担当出来なかった(らしい)。 コワいね。 必要悪と言われて久しい視聴率。局や代理店の営業に欠かせない存在なのは事実だし、時系列比較のツールとしては有効だ。 でも、数字がとれないと異動になったり、降格したり。果てには飼い殺し? コワいね。 そんな生き馬の眼を抜くような緊張感&緊迫感、ローカル局にはない。 それがローカル局のいいところ。 悪い点でもあるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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