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カテゴリ:制作現場
90歳のおじいさんのインタビューを書き起こし中。 戦地に赴いた経験を持つ方で、ディレクターは、最前線で何をどのように体験し、その時、何をどのように感じたのかをお尋ねしている。 しかし、お年寄りって、同じことを繰り返して話すのはなぜなんだろうね。 このおじいさんも、現地でトラックの運転手として兵隊を運んだことを何度も何度も繰り返す。 部隊では最年少、階級も一番下。しかし、トラックの運転が出来るのは自分だけ。敵から接収したトラックを、3時間練習しただけで動かした。自分が倒れると部隊が前へ進まない。だから、先輩方からかわいがられた。 きっと、誇りなんだろうね。 この話を、嬉しそうに何度も何度も繰り返す様子は微笑ましいほど。 だけど、ディレクターは微笑んでいるだけではいられない。自分が聞きたいことを、負けずに何度も何度も聞いている。 しかし、おじいさんの独歩には負ける。最初の15秒ぐらいは問いに答えるんだけどね。 時にいい話が続いて「おぉ」と思って聞いていると、「ドジン」って言葉が出てきて「あぁ・・・」。 電波には載せられない言葉なんだよぉ、おじいちゃん! でも、最前線から深手を負って帰国して、90を超えるこの日まで長生きして、あの頃の想い出をはっきり語れるんだもん、偉いよね。 拝聴します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.01 13:22:57
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