|
カテゴリ:制作現場
素材起こしをひとまず終えて、今、打ち出してる。 A4 40字×40行で120ページほど。まだ取材がすべて終わってはいないのでもう少々増えるだろう。 机の右隣のカラーボックスの上に鎮座するプリンタは、ジコジコジコと打ち出しては、同じ用紙をガ~ッともう一回引き込んで、またジコジコジコ。 両面印刷なのね。 ボーッと見つつ、便利になったなぁと思ったり。 「○○さんも、せこいですね~!」 なんて、言われたことを思い出したり。 もう15年くらい前かなぁ。 仕事柄、どうしてもプリントすることが多いので、使用済みの用紙がたくさん出る。もったいないから裏を使うのが習性になっていて、その日も台本を使用済みの紙の裏にプリントして打合せをしていた。 そしたら、裏にもプリントしてあるのを見た若手のディレクターが、上記の言葉を発した。 ぼくの思慮が及ぶ範囲の言葉ではなかったので、その時は「?」と感じただけでスルーしたけど、あとで思い返して、裏紙を使うことを“せこい”と認識する人もいるんだなぁと妙に感心したことを覚えてる。 そのころの放送局と言えば、膨大な量の紙を片面だけ使ってはシュレッダーしてたもんなぁ。入社してまだ数年の、その若手ディレクターは、「もったいない」って言葉を知らなかったのかもしれないね。 この話を知人のフリーライターに話したら、 「自分で、プリンター代、紙代、インク代、電気代を出してから言ってみろ!」 って、怒ってたっけ。その言葉にも感心したな。 今では放送局も、ニュースの原稿もその面にバッテンをつけて再利用している。 あたり前なんだけどね。 ぎぇ~~~~、紙詰まりだぁ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.10 22:02:35
コメント(0) | コメントを書く
[制作現場] カテゴリの最新記事
|
|