プロ野球の「裏方」。
きょうは1時間番組のプロデューサー・プレビュー。まだ10分近く長いけど、あしたにはきっちりした長さにまとめなきゃならないので、きょう見てもらうことに。番組の内容はプロ野球の世界で「裏方」と呼ばれるスタッフのうち、バッティングピッチャーとブルペンキャッチャーにスポットをあてたもの。バッティングピッチャーはホークスの渡辺秀一さん。ブルペンキャッチャーは同じくホークスの内之倉さん。渡辺さんは神奈川大学時代、日米野球の代表に選ばれ、ドラフト1位でホークスに入団。このときの2位が小久保選手だ。プロ1年目、渡辺さんは8勝をあげて新人王。この年、200安打を放ったイチローを21打数3安打に抑えこんだ。内之倉さんは甲子園を沸かせた。鹿児島実業の中心バッターとして甲子園で4本のホームラン。未来の大器と期待され、ホークスに入団した。将来を嘱望されたふたりの選手は、今、選手の練習をサポートするスタッフとして、ユニフォーム姿で頑張っている。選手時代に比べ、大幅に落ちた収入。1年契約、翌年の保証はない。故障でもすればあっさり解雇の厳しい世界。でも、ふたりとも楽しそう。リーグ優勝を決めた試合後の祝勝会では選手と一緒になってビールまみれとなっていた。一年間、選手をサポートする体を維持するため、ドーム球場のスタンドを駆けのぼる渡辺さん。補球時にいい音がするよう、春のキャンプからミットを使い込む内之倉さん。純粋に野球が好きだから、ここにいる。いろんなことを諦めもしただろうけど、その思いが潔い。好きなことを仕事に出来るってうらやましいな。いや、別に仕事にならなくてもいい。打ち込める何かがあるっていいよね。なんか…がんばろ。カットする部分を決めていったら、30秒オーバーにまでおさまっちゃった!やりぃ!!あしたに間に合いそう。