PL顆粒&トローチ。
朝、病院に行く。カゼはもうほとんど復活だけど、来週は再び流浪の民となるので薬をもらいに。旅先で病院に行くのはイヤだもんな~。行きつけの病院へ行くのは去年の12月以来。でも、そのときはインフルエンザの予防接種だったから、純粋にカゼで診てもらうのは去年の秋以来かな。診療開始時間の9時少し過ぎ、待合室は、ゴールデンウィーク期間中にカゼをひいたり、体調を崩したりして病院があく日を待ちかねていた人たちですでに満席。8割くらいはお年寄り。あとはぼくのようなおじさんたち。家族サービスをした上に、カゼをひいたんじゃ割にあいませんなぁ。あさってからは仕事だし。待合室のおばあちゃんたちはおもしろい。どちらが病持ちか、いつも競ってる。たぶん初対面であろうに、漫才コンビのごとく、ボケとツッコミに役割が分かれるのが大したもんだといつも思う。ばぁちゃん漫才が聞けるからというわけじゃないけど、ぼくは病院の待合室が結構好き。いろんな表情を見ながら、勝手な想像にふけることができるから。だから、自分の診察順がまわってくるまで待っているのもあまり苦にはならない。でも、ぼくの前には20人以上の患者が待っている。よく3分診療と揶揄されるけれど、ひとりの体調を知り、処方するまでに20分くらいの時間をかけるとしたら、ぼくは6、7時間ほども待合室で妄想にふけらなければならない。ぼくの想像力はそんなにもたないが、結局待ったのは1時間弱だった。日本人は病院が大好きとよく言われるけれど、ぼくのように市販の薬でもだいじょうぶというヤツも病院におしかけるから、どうしても3分診療にならざるを得ないんだろうな。でも、保健もきくし。市販の薬を買うより、病院で処方してもらった方が安いもんな。なにより、「病院に行った」という精神安定剤的効果もあるし。病院の待合室で小冊子を見ていたら、こう書いてあった。「カゼやインフルエンザに直接対抗する特効薬はなく、効果的な治療法もありません」「カゼ薬とは、カゼの諸症状を個々にやわらげるだけの対症療法の薬です」う~む、そうはっきりと断言されると、患者としても困るねぇ。さらには、「かからないことがなにより大切」ですと。そんなこと、病院の待合室で言われてもさ~。ぼくは出先でもちゃんと手を洗い、うがいもしてる。それでもかかっちゃうんだもんね。この小冊子も「健康な人でも年に5、6回はカゼにかかる」と言っている。なのに「かかるな」って・・・・・なんか矛盾してない? してないかなぁ?処方してもらったのは、総合感冒剤の「PL顆粒」(某教団とはたぶん無関係?)と「トローチ」。いつものコンビ。前に来たときとおんなじだ。昔は抗生物質が必ず処方されたけど、最近は高熱が出たとかじゃないかぎり、めったにおめにかからなくなった。「効果的な治療法はありません」と断言してるんだもの、抗生物質なんぞ飲んでも仕方ないってことかね。抗生物質は必要なときに、必要な人に処方されればいいってことだな。子どものころ、毎月のように医師に往診してもらい、そのときもらった抗生物質をガバガバ飲んでいたけど、あれはなにかの役にたったのかしらん?医薬分業化してるので、病院を出て薬局へ。あらら、雨がぱらついてきた。午後から雨降りって天気予報では言ってたから、洗濯物が外に出ちょるどぉ。これはとっとと帰らねば!で、洗濯物を部屋に干し直し、トローチなめつつ、パソコンへ向かってる。なんだか朝から、たっぷりひと仕事した感じ。小冊子にも「たっぷりと栄養をとり、休養することが大切」と書いてあるし、しばらく休憩。う~んと、とるべき栄養は・・・・カゼをひくとビタミンCが激しく消耗するそうな。ビタミンCの多い食材は、ブロッコリーに、ほうれん草に、ミカンに、イチゴかぁ。よし、イチゴをデザートに、ブロッコリーとほうれん草のグラタンを食うぞっ!!あら、本格的に雨になってきた。あぁ、休んでばかりじゃぁ。