Jaguarの軌跡

皆さんご無沙汰です（*´∀｀）元気にしてましたか？アクセスはあんまり増えてなかったので気にはしていなかったと思いますが(爆)久しぶりの更新です(*´∀｀)σσσ)´Д｀*)ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

最近学校が始まって宿題と予習、風邪（*゜Д゜）??に追われる毎日です。アメリカは今日が金曜日で明日から週末なので今日はいくらかほんわか気分ヽ( ･∀･)ﾉ!!来週はクイズ二つともう一つ点数が付くLab Analysisっていうのがあるんですけどね・・・。あぁ、週末もBioの教科書とお友達・・・（Ｔ▽Ｔ）


さてさて、そういうことはお尻の穴にでも隠しといて(ダメ?って言うかギネス級??）今日は学校が終わった後に久しぶりながらもボランティアに行ってきました！！！時間も時間でもう一波超えちゃった感じではあったんですが、やっぱり病院はいいですね！萎え切った自分の心を叩きなおしてくれます(ﾟーﾟ*)手を消毒するときの匂いも角の廊下で人とぶつからないように天井の隅にあるミラーを見ながら歩くときも一つ一つの行動に心のそこから沸きあがってくる情熱(キモイ･･･)を感じます。それでもやっぱり今日は暇だったのでやったことといえばgurney(患者さんを運ぶ車輪付きのベッド)の清掃と準備、常備品の補充くらいですが(*￣▼￣*)

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・・・・・・・何か忘れてる。



















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あぁ～！そうそう、今日は特別に一人のボランティア志願者が見学にきたんですよq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p同じpre-med(医学部進学過程)だしボランティアの先輩に当たる自分は・・・な、なんと・・・・



























































watcher(指導員)ヽ(*’∀’)ノ・・・いい響き・・・`，、(´▽`) ’`，、

とりあえず始めは病院内を「Okay， this is the cardiac cath lab...」なんて得意げに説明したりして歩き回りながら楽しみました♪一通り説明し終わったあと仕事場へ戻ってみると・・・







































gurneyがこんもり････(￣ω￣;)はい、俺の仕事ね･･･。

しかしながらこれもいい体験だと思い、見学生にどうやってgurneyを清掃、準備するか見てもらうことにしました(ﾟーﾟ*)ガコンッ！っとブレーキをはずして壁から少し離して隅々までキレイに拭き拭き♪バッと真っ白いシーツを敷いて～♪枕と検査着を置いて～♪ハイッ！できあがり！！どんなもんだぁい♪♪♪(逝け


仕事中は黙ってapplicationを読んだりどうやってgurneyをきれいにするか見ていた彼・・・。仕事が終わった後に発したその言葉は・・・・・

















































「I thought I could do something else being much more closer to patients. (もっとやりがいのあることがやりたかった。)」（憤怒）



その刹那に爆発しそうな怒りを覚えたJaguarでしたが、時間が経つにつれその人が同じpre-medだということを悲しく思ってしまいました(￣ω￣;)


自分にとってボランティアというものは十分直接的に患者を手助けする重要な存在だったのですが彼にとってはボランティアって言うのは何だったのでしょうか？もちろんpre-medといってもただの学生です。患者に触れること、ましてや医療行為なんてとってもですが施すことはもちろん禁止されています。前にボランティアから学んだこと、考えたことを日記に書き残しましたが今回もせっかく久しぶりに更新しているのでボランティアの存在価値や役割などについての自分の考えをちょこっとばっかし書き残してみようと思います。


まず皆さんはボランティアと聞いてどんな印象を受けますか？暗い。ちょっと普通と違う人。もしかすると中には偽善者って感じる人もいるかもしれませんね。自分にとってのボランティアは医療チームの一員であり、十分患者の生命に関わる責任と誇りを持って尽くさねばならないポジションです。ここまで言うと「大げさすぎ！」と思われたりするかもしれませんが、実際ボランティア経験者としてそう感じることしかできません。それというのも病院では患者さんの目の前で働く最前線の一員です。疲れたやる気のないしぐさは直接患者さんの感情に影響し他の医療チームにも影響します。人間が感情に支配される生き物だって言う話しを聞いたことがある人はたくさんいると思いますが、これは統計にしても事実らしいですね。「パッチアダムス」っていう映画を見たことはありますか？前にこんな話をしたときにも出てきたんですが、その映画の中で医学部の学部長がこんな感じのことを言っていました。「君(パッチ)が病院にいくようになってから病院に笑顔があふれ、投薬の量も減ったそうだ。」ボランティアがだらだらしていると他の医師やナースをいらいらさせるだけでなく患者さんも不安にさせ病状にも悪影響をきたします。ましてや今自分がボランティアをしているAmbulatory Serviceは手術を控えた患者さんが待機するところであって患者さん自信もその家族の方々もナーバスになっていることが多々あります。そんな中での医療スタッフの表情やしぐさはその場全体のムードを作る重要な要素であることは間違いありません。
また、考えられるもう一つの理由として彼はもしかしてボランティアが他の医療スタッフからしてみれば「ただの楽をするための道具」と思ったり、ひょっとしたら「見下されている存在」と感じたのかも知れません。確かにボランティアがいなければ当然ボランティアがやる雑用を他の医療スタッフがやらなければなりません。医療スタッフでも人間ですから精神的に嫌なことがたくさんあるときに忙しさが重なると「うぜぇー。ボランティアこねぇかなぁー。」と思うときだってあると思います。これは日本と少し違ってアメリカでは病院がボランティアを持つことが当たり前になっているからこう感じるだけかもしれませんが・・・。しかし、そうなるとボランティアは見下された道具と言われてもしょうがないですよね。でも、それでもいいんです。ナースや医師はボランティアには出来ない行為を技術的にも資格的にも十分行えるように訓練され努力してきています。そんな彼、彼女たちが患者と接する場で一番必要とするものは何だと思いますか？十分安定した精神状態で働ける環境です。変な話になりますが人類の長い歴史をたどると階級制度を髄とした国家があったことは事実ですよね？日本でも士農工商と呼ばれるものがありました。根本的に言えば偉い役の人たちがいい気分で働ける、もしくは生活できるようにその制度は設けられたと思うんですが、上で話したことはこれと似ていますよね。もちろん差別や不平等には大不賛成ですが医療スタッフの一員として全員で患者さんの生命と回復を目標に頑張っている以上、今何が必要か、誰が何をしなければいけないのか、誰が何を出来るのかを明確にしてみんなで一丸となって全力を尽くす必要があります。俺は医師になって貧しい国に行って出来るだけ多くの人を助けるのが夢ですが、今ボランティアをやっている病院で“ボランティアとして”どんなにこき使われようとも、見下されようとも全然苦と思いません。というどころか、自分を“ボランティアとして”見下すことで優越感を感じてくれるのであればそれのほうがいいんじゃないのかとさえ思ったりします。これは情けない考えなんでしょうか？医師になってもそういうことを自分がやりたいとは思いませんが、あくまで医師やナースも人間だということを踏まえての考えです。ボランティアがしゃしゃりでるより医師やナースがゆとりを持って患者さんのことを考えてあげれる環境のほうが患者さんにとっても患者さんを思う方にとっても断然大事ですよね。
なんかこのまま書いていくと永遠に終わりそうにないので今回はここで終わりたいと思いますが、簡単に言うとボランティアはボランティアでボランティアというポジションも含めてボランティアにしか出来ないことがあるのではないでしょうか？ということを書いてみました。前回と同様に読んだあとの意見や何かこういう考え方もあるんじゃない？という考えがありましたら、書き込みしていただけると幸いです。それでは長い長いJaguar教にお付き合いしていただいてありがとうございました。