チベットにも鉄道で行けるようになってしまった(>_<)
最近の新聞に・・・海抜5072メートルの鉄道世界最高地点を走る中国・青蔵鉄道のチベット自治区ラサ―青海省ゴルムド間1142キロが1日、開業した。って記事が載ってた。チベットは”秘境”と言われていてなかなか簡単に訪問できないイメージがありました。ところが・・・鉄道開通後はチベットには毎日3000人から4000人の旅行客が増える。 今年の旅行者は昨年より40万人増と推計される。また青海省旅游部門の予測で は、鉄道開通により青海からチベット入りする旅行者は約80万人増加するといわれる。・・・だそうです。貴重な生活習慣や仏教の習慣がたくさん残っていたところなのに観光客がわんさか行けば、文化も習慣も現代化されていってしまうんだろーなー・・・。なんだか残念ですわたしは、チベット文化にあこがれて7,8年前に行ったのですがそのときにもすでに中国文化が入り込んでいて”チベットらしさ”が侵食されてきたと聞きました。この時代、”行きたい!”と思ったところはお金出せばほとんど行くことができる。でも、観光客が増えるほど失っていくものがある。せめて、開発する側もあの自然をなるべくそのままに残してくれればいいんだけど。空と山と土しかないところだったです。何も無いのが”いい!”。そんなところでした。ま、私も観光客の一人としていったわけだから観光客よ、増えるな。とは言えないけど・・・ちょっとしたつぶやきでした