テーマ:☆詩を書きましょう☆(8463)
カテゴリ:絶望や死
彼は普段は俺の友達のふりをしている
「で、どちらにするか決めたのかい?」 俺は彼がこの世のものでない事にうすうす気がついていた。 おそらく死の世界のようなものと関係があるのだと思う。 俺は頼りなく返事をする。 「もう少しだけ考えさせてくれないか…」 ハッ!彼は笑いとばす。 1.5リットルのペットボトルを直接飲みつくしてから ボトルをパキパキとつぶす。 右側の目の下の筋肉が大きくピックピク振動する。 女性の様な美しい顔立ちの彼だけど 台無しだ。 俺には今は何も考える事ができないのだ。 だから今日のところは帰ってくれないか。 俺は本当はそう言いたかった (2007.12.5) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[絶望や死] カテゴリの最新記事
|
|