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テーマ:野鳥好きっ♪(16276)
カテゴリ:農耕民族
5月19日金曜日
稲が育つ田の準備をしました。ツバメは知っていました。 沢山のツバメが来ました。 あぜを刈ります。人の手で作る稲への美的環境。 稲が育つお家。水を入れて代掻きをします。 2、3日後にはお田植えです。"お"が付きます。お田植えです。 丁寧に豊作を願って毎年毎年、繰り返します。アー今年も生きていて良かった。・・・元気で田作りが出来る。・・・感謝感謝・・・ ツバメが来ます。今ではツバメは田にいません。山へ行き虫を取って子育てします。 どこから来たのか・・2羽来ました。低空飛行でスーイスーイと飛んで水面にいるクモや虫を取ります。黒い燕尾服をまとったスマートな貴公子です。白いお腹を見せたり、軽やかな飛行はとってもシャープ。ムクドリも集まってきました。水があるとあぜから見ています。 一時たつとツバメの大飛行。たくさんのツバメが仲間を呼んで、集まってきました。1、2mまで近づき平気で飛んで虫を食べるツバメ。まるでありがとう!っていっているようです。昨年来て大きくなったあのおちびさんのツバメでしょうね。南の国で大きくなり、沢山の家族を連れて来たんでしょうね。 見ているだけで楽しい、空中サーカス。 こんなことをしている場合ではありません。 あぜ草は集めて良質の堆肥にします。 ツバメは悲しいかな他の田へは行きません。 なぜか?・・虫がいません。いても食べられない、って知っているんでしょうか?・・ 田植えが済んで、田は清々と生き生きと命がよみがえっています。 しかし悲しい田です。元気な草の息の根を止めてしまう、おっかない除草剤が撒かれています。 莫大な田の水量、広大な田、芽を出そうとする雑草の生命力、緑の地球を支え、人が酸素を頂いている植物をして、絶大な効果のある農薬・・除草剤。何と威力のあることでしょう。何千何万何億倍に薄めても草を生えさせない、何とすごい毒性でしょう。・・日本の肥沃な大地の力を止めてしまうことか。・・そしてそこにいたたくさんのめだか、ほたる、ドジョウ、サワガニ、えび、道路一面のかえるのじゅうたん。姿を消しいなくなろうとしている多くの命。 目に見えない、地球を守り育てた微生物。いたかいないか、少なくなったかどうかも分からない、命。そしてやがては自らを滅ぼしてしまう化学の薬品。 無農薬で田作りしましょうよ。 楽しいです。 命と向き合える農業。年々増えるヤゴやげんごろ、水カマキリ、ホウネンエビ、くも、かえる、めだか、米がたくさん取れなくても地球、宇宙と一体の自分を感じます。 小さな命に限りなく思いを寄せることが出来ます。 数年前まではとても出来ないとあきらめていた、大地との格闘。薬を使って稲を作ることは当たり前と疑問さえ抱かなかった、薬漬けの農業。 頭も目もいけません。でも手は一本一本コビエ(草)を抜いてくれます。考えていてはいけません。振り返ると、達成感があります。もっと大きな発見があります。・・わずか数十年前の楽しい農業やりましょう。 我が子や孫にかける愛情で農業やりましょう。 お醤油の変わりにおっかないお薬かけて納豆食べますか?・・ 見ていないところでならかけてもいいんですか?・・ 安全な農薬。といわれていますが、まさか見ている前でふりかけにして食べる人はいないと思います。 ★5月19日、また見つかりました。北海道、十勝、豊頃町の牛がBSE感染で国内27頭目です。生後六十八カ月のホルスタインの雌です。ホルスタインとは乳牛です。約6年間もおいしいミルクを出していた牛です。チーズにバター 牛乳 アイスクリーム 脱脂粉乳。イギリスでは狂牛病感染の危険から、牛乳も差し止めたそうです。日本の国はなぜそうしないんでしょうか。プリオンとは異常なタンパク質のことです。イギリスで見つかってからも肉骨粉をすぐ禁止せず、牛農家の方は損害は大きいですね。保障はしっかりしてほしいですね。私たちの安全を守るのが政治です。 病気のお母さんのおっぱいで感染しないという安全性はどこにもありません。 桜井良子さんの解説 疑わしきは頂かない事です。 日本にある昔からの米や大豆など五穀、味噌、煮干鰹節昆布、おいしいものは沢山あります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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