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[安曇野エコ]スープの会 どこの家でも味噌炊きした、家庭で出来る味噌仕込み

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2006.09.28
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カテゴリ:農耕民族


1 秋はいいな 涼しくて
お米が実るよ 果物も
山からコロコロやってくる

2 秋はいいな きれいだな
赤や黄色の小人さん
空から チラチラやってくる

今日は稲刈り。

実りの秋。
五穀豊穣に感謝します。
食べ物が豊富で日本の肥沃な大地は私たちに沢山の"おなかいっぱい"を与えて下さいます。

小さい頃の記憶にある童謡です。いろいろ調べましたが、なんと言う題名か、歌詞も確かではありません。・・記憶していた方から何とか教えていただいた秋の歌です。
1番は覚えておりましたので間違えはないです。

どなたか詳しい方どうぞ教えてくださいね。

小さな稲の赤ちゃん、5月末から4ヶ月。

5月6月
底冷えのおそ霜に耐えました。
一向にあったかくならない冬日でした。

例年とおりツバメが飛び交いました。

季節外れの猛暑台風、雷。

梅雨がいやというほど続きました。各地で雨の大災害が起きました。

7月8月
朝日の当たらない曇り空。雨かと思いきや、太陽は曇った空から顔をのぞかせ、かんかんでりに大地を照らします。
そして雨の降らない真夏、降れば降ったで、スコールのような激しさ。

日本とは思えない、大地響きの雷、まるで私を怒っているように・・人類に警告を発しています。・・天の怒りでしょうか?・・

一番雷や・・(雷の電気は穂が出るとき、稲の花が咲くときに大変必要です。電気は実りを約束します。)夕立のほしい時に、一滴の雨さえも降らない、気象状況。
入道雲は秋のうろこ雲に変わっていました。発生しても一向に雨は降ってくれませんでした。

もず ツバメ ハト 小鳥 は子育てで沢山の雛がチーチなきました。
親鳥は、えさ探しに朝から晩まで、おお張り切り、忙しそう。

私も草との格闘、汗びっしょり、あまりの勢いに倒れそうなくらいに目の前真っ暗。
大地の威力に"おったまげ"ます。
でも一向に夏痩せしない切ない年代。

しっかりもりもり大食いしました。

9月
秋の訪れが早いです。
朝夕の冷たい風、日中の穏やかな秋晴れ。

この日を迎え本当に感謝です。

底抜けに青い青い 青い青い・・青空、五月晴れ。
どこまでも深く吸い込まれそうな青い青い 青い青い・・秋晴れは、いつも空を仰げば見られた、日本のすばらしい空でした。

そんな青空も沢山ありました。

★★太陽に向かって、空を仰いで大きく深呼吸しましょうね。

大地にしっかりと立ちます。
地球の、宇宙の気、森羅万象の大自然の気を受けましょうね。

まだまだ底抜けに明るい青空は続きます。

稲の赤ちゃんはいやでも、自然現象。雨風雷酷暑、一身に身に受け成長しました。
そこには、めだか ヤゴ おたまじゃくし アメンボ ゲンゴロウ とんぼ 蝶 くも カエル うんか他にも沢山の生き物と一緒です。与えたり頂いたり、田は生き物の宝庫です。

人は自分の手で食料のために一生懸命稲を育てます。命と向き合う農業。田は大地を守り命を育てる大切な産業です。決して大地を汚し、自らの命を縮めるような行為はしたくありません。

イナゴがピョンピョン、刈り取りの合間にしっかりイナゴ取りです。
イナゴとどちらが早いかくらべっこです。

こら待ていねご!!こんな陰に隠れて、アラッ?・・いない。見逃した。アララ私の手元に、そっちは逃がしたけれどこっちは捕まえた。・・私って残酷。これを佃煮にして食べちゃいます。・・なんて考えながら夢中でイナゴ取り。おんぶイナゴは一回もうけもの。

稲の子・・イナゴ・・とってもかわいい呼び方。とってもひょうきん。

★取ったイナゴは1日網袋へ入れて木に吊るしておきます。
大量の糞をします。

翌日熱した大なべで地獄をやります。・・少しずつ入れます。青いイナゴが赤く変身します。ごめんね。

しっかりきれいに洗います。

乾煎りします。かりかり・・

しょうゆと蜂蜜で佃煮にします。稲の香りがします。

植物と違って、身体を作る各種栄養は他から取らなければ自分では作れない、業の深い罪深い人間です。
命を頂いている人間です。

だから食べるときは頂きます。

"命を"頂きます。といってご飯を頂きます。

でもイナゴを取るときは一瞬よぎりますがそんなことは言っていられません。
イナゴとののろま比べはこうして終わりました。

逃げたイナゴの多かったこと!!

後に来る足腰の痛み。節々の痛み、実がいって、痛いよー!!






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Last updated  2006.09.28 06:09:37
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