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二日連続、飲み会でした。
まだ、大丈夫ですね。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
【1000円以上送料無料】貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える/A・V・バナジ...」
アビジット・V・バナジー、エスター・デュフロ、みすず書房
【私の評価】★★★★☆(85点)
■なぜ貧乏人は貧乏なのか・・
いろいろな意見があると思います。
この本では、
発展途上国の貧乏人がなぜ貧乏なのか、
実験データにより検証します。
一つの真実は、どんな貧乏人でも
ふつうの一人の弱い人間だということです。
・人は生まれながらにして、小さなコストを先送りし、
現在の自分ではなく将来の自分に負担させたがります(p97)
■貧乏人は、
目先のものにお金を使っています。
予防接種よりもテレビがほしい。
子供の教育よりも、携帯電話を優先してしまうのです。
これは日本人であっても、
同じようなものではないでしょうか。
・いま消費しつつ、同時に将来は貯蓄するぞと計画する・・・
でも明日になったら、多くの人は誘惑に負けてしまいます(p257)
■こうして発展途上国の貧乏な人を観察してみると、
日本人とあまり変わらないように思います。
だた、全体の比率でみると、
発展途上国のほうが汚職が多く、
将来的な投資が少ない、
という特徴はあるのでしょう。
そうした特徴が、社会全体として
活動していった結果、
発展する国家と発展しない国家に
わかれるのだと思います。
・ウガンダ政府は学校に対し、生徒1人当たりいくらという形で
補助金を出し・・・資金のうち学校に届いたのはたった13%。
半数以上の学校は一銭も受け取っていません。調べてみると、
多くのお金はどうも地区の役人の懐に納まったようでした(p308)
■貧乏を考察することは、
成功への道を考えることだと思いました。
成功するためには、良い未来に向かって
やるべきことをやっていくことだと
思います。
バナジーさん、
良い本をありがとうございました。
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