|
テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:工夫
ネットワークカメラを5年ほど前から利用し始めた。同じ会社の二機種を各一万円程度で買い、使い始めたところ、発売の古い方の機種は、今でも常時安定稼働しているが、当時最新の機種は保証期間の一年を経てすぐに、暫く稼働すると停止してしまい、手動での電源再起動を繰り返すことが必要となり、遠隔からの監視運用には使用できなくなった。
そのメーカーの製品のユーザーレビューを価格comでみてみると、苦情だらけであった。一万円ではこんなものかと思って、諦めていたところ、昨年、「このメーカーが苦情に応えて改善を繰り返して実用にたえる水準に改善した」との評価がされている機種が一機種だけあったので、その機種を一台16.7千円で買い求め、二台を常用していた。しかしながら、保証期間一年を経てまもなく、一台が前回の機種と同様の症状となり、遠隔での利用はできなくなった。あれほど、ユーザーの苦情が書かれているのに品質管理を改善しなかったのだろうか。 常用に耐えられる機種は、高額になるものなのかと、老舗の国内メーカーの製品をみていたところ、格安、高機能製品を売り出した新参の国内メーカーの記事をみつけ、安いので利用してみた。先のメーカーのものの1/5弱の税込み3.48千円ですんだ。 記事によると、この会社は、大手コンピュータメーカーを辞めた中堅SEが起業した会社で、クラウドファンディングを通じて利用者の声を理解してハードウェアの設計変更をし、また、利用者の声に応えて操作性の改善もしていると。実際、セットアップは、簡単で、アプリの操作もわかりやすかった。常時運用での耐久性は、今後の様子見となる。 両メーカーともに日本企業だが、ともに設計は日本で、組み立て製造は海外と。今後、耐久性に問題がでなければ、経営者の違いが品質差として現れるような気がしている。 このメーカーの製品は、この一年で価格comの上位のランクから消えていた。 別窓表示:日経XTEC 2020.12.22 「IoT監視からATOM Camの製造ハック、裏技ODMで格安高性能実現」 写りも良い。後はどれくらいもつか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 15, 2021 01:57:36 PM
コメント(0) | コメントを書く
[工夫] カテゴリの最新記事
|