食生活の中で炭水化物もちゃんと必要です。
食生活の中で炭水化物もちゃんと必要です。偏った食事が一番良くない食生活ですから、炭水化物だって私達の身体には必要なのです。色々な種類の炭水化物を食べる事で、その後の血糖値の上がり具合をさぐって、それぞれの炭水化物食品を相対的な比率で数字に表す研究結果が発表されています。何を基準に比率を出したのか?というと、糖質の消化体であるブドウ糖を100として、100に近い数字の方が血糖値を短時間のうちに上げやすい炭水化物と判断出来ます。減量には好ましくない炭水化物という事ですね。別に名前を覚える必要はないですが、この数字を『グリセミック指数』といいます。この数値が高いほど血液中に入り込む速度が速く、インスリン分泌などに影響しやすいといえます。この指数はオーストラリアなどでは糖尿病の食事指導(糖尿病においては食後の急激な血統上昇が膵臓のランゲルハンス島β細胞のインスリン分泌へ負担を大きくするため)などに標準的に使用されています。100 ブドウ糖100~90 ベークドポテト、高級パン(目の細かいもの)、マッシュポテト、蜂蜜90~80 にんじん、コーンフレーク、お餅80~70 砂糖,麦パン,食パン,フランスパン,ボイルドポテト,ビスケット,とうもろこし, 白米ご飯70~60 胚芽の混じったパン、ビート、ぶどう、レーズン、バナナ60~50 ジャム,ショ糖,グリーンピース,ポテトチップ,そば,玄米ご飯,シリアル(オールブラウン)50~40 オートミール,100%果汁ジュース,ライ麦パン,うずら豆,煮豆40~30 アイスクリーム,ヨーグルト,りんご,インゲン豆,ひよこ豆,スパゲティ,フルーツ30~20 平豆20~10 果糖,大豆,緑黄色野菜,レモン,きのこ,海藻,ピーナツ数値の低い方が、ダイエットには適した炭水化物です。ポテトチップやアイスクリームの数値が低いのは、炭水化物は、脂肪などと一緒に摂取した場合、消化吸収までに時間が掛かることがわかっているからです。但し、アイスクリームやポテトチップスが血糖値を上げる速度がそんなに早くはない、とは言っても減量中はカロリーを考える事が大切ですから当然のことですが、減量中に好ましい食べ物ではありません。