赤十字男登場! -- レッドクロス
(二次元坊や・第3話) さて、子供ながらも、単なるヒーローものに終わらせぬストーリーがここら辺から入り組んでくる。(しかし、これ書いたの小学生の頃だからね) --------------------- 二次元坊やは、平面の世界で生まれたため立体攻撃に弱くて、マユゴンにその弱点を見抜かれる。しかし、自分の体を業火に包む驚異の超能力(燃える超能力)を編み出して、マユゴンの繰り出すロボット軍団に勝利する。(M3,4,5,6,7)ここから、第2部が始まる。ところが、一方、次元の違う4次元の世界では、物理世界をすべて乗っ取ろうとする4次元人の陰謀が始まっていた。↑4次元人。得体の知れない空間だから、得体の知れないキャラである。ところが、再びというか三たび、新たなロボットM9を製造したマユゴンがまたまた暴れだす。↑最新ロボットM9。すべてのロボットをリモコンで操るための旗艦ロボ。しかし、意外にもM3が、エスパー・レッドクロス(赤十字ではない)を名乗る謎の男に乗っ取られ、正義のためにマユゴンを処刑することを世に宣言する。↑「二次元坊や」第3巻の表紙。マユゴンと新敵レッドクロスに取り囲まれて、燃える超能力で戦う坊や、という構図。三つどもえの戦い!↑レッドクロスの操るM3と最新ロボットM9の壮絶な戦いが始まろうとしている。しかし、エスパー・レッドクロスは正義ではなく、世界を乗っ取ろうとする悪の超能力者のグループの一人だった。彼には、なぜか4次元人の血が流れていた。(そのエピソードは別に書いているものだった)一方、4次元人の陰謀は、二次元坊やの燃える超能力の前にあっけなく破り去る。が、坊やの燃える超能力は同じく次元を操るレッドクロスには通じず、ついにマユゴンにまでその弱点を見つけられ、また新たな試練が坊やを襲うのだった・・・第2部は二次元坊やの敗北の物語である。---------------------こうなると、プロレス漫画と言うか「ドラゴンボール」みたいに強いやつのインフレが始まって、次から次へと新型ロボットと超能力の戦いが繰り広げられてくる。まあ、ここで、私も反省したのか、マユゴン・シリーズはひとまず終了して、超能力軍団と坊やの戦いが中心となるシリーズ第3部へと突入することになる。(つづく)それにしても、絵は雑だけど、今回読み返してみて、ストーリーは面白いと自分でも感心している次第である。はしょって書いているからあっけないけど、実は長いストーリーなんですよ。上に書いたの。また手前味噌で終わるけど。(^_^;