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テーマ:航空業界(1764)
カテゴリ:空の上の出来事
今日はいよいよ帰国の日。 朝から荷物をまとめたりして駅から空港へ。 空港に着いてチェックインしたら『今日はスタンバイじゃなくても大丈夫なので』と座席をもらいました。 空港でお店をのぞいたり朝食をとったりして時間をつぶそうと思っていたのに、案外と広々した空港で時間がすぐにたってしまいました。 お土産をちょこっとだけ購入して機内へ。 今日はこのビールフェスティバルの有名な街から星条旗の国にある5大湖のわきにある都市経由で楓国の地元に帰るという日程です。(超長い!)
機内に入ったら案外綺麗でびっくり。 エコの1番後ろの座席だったのでギャレーのそばだったのですが音も聞こえないし、案外快適でした。 皆サービスもテキパキとこなしていて、必ず笑顔があったし、良いサービスを行っていました。 ただ、飲み物サービスの回数の多さにはびっくり。 食事前、食事中、そしてコーヒー・紅茶、さらにまた飲み物のサービス、そして片付け中には食後酒のサービスと、かなり頻繁に機内を回ってました。 でも疲れた表情なんて見せてなかったし、心のこもったサービスを展開していらっしゃいました。 さすがフラッグキャリアさんです。 フライト中にも飲み物のサービスが何回もあったようで(私は免税品の販売の後熟睡)、最後にも軽食のサービス。 彼らにとっては当たり前のサービスを普通に行っているんだろうけど、他社さんに乗るたびにその差を比べてしまうのはこの業界の癖なんでしょうか...。 それにしても皆さん良いお仕事をされていました。 尊敬。 10時間近いフライト時間だったのに9時間弱で到着。 降りる際に声をかけたら『じゃぁうちの会社で働いてみたらどう?』と言われました...。 でもこの会社、先日日本人乗務員を募集したばかりだからしばらくはチャンスがないかも。 サービスに関して話をしたら、やっぱり『でもこれが会社の決まりのサービスだし、特別ではないんですよ』と話してくれました。 大変そう...。 うちの会社でも先月から新サービスが始まっているけど、クルーにとっては不評らしいのです。 私は楽で良いのにと思っていますが...。 例えば、私の地元ベースからのサービスは: 離陸後すぐに水のボトル配布新聞ヘッドフォン入国書類配布毛布パック(枕も入っているバック)の配布飲み物食事飲み物コーヒー・紅茶片付け免税品お菓子類の販売飲み物または水飲み物軽食コーヒー・紅茶到着 と決まっていますが、エコノミーは飲み物は挟み撃ち方式ではなくエコノミー前方から後方までを一気に貫くという形なので、最初に飲み物をもらったお客さんと最後のお客さんの間には30分以上というとてつもなく長い時間が空いてしまいます。 私は基本的にエコノミーを担当することがなく、前方キャビン担当なので10列で終わります。 どうにかして改善する方法もあるのでしょうが、またまたサービス方法を変えると混乱してしまうかも。 さて、5大湖わきの強風の街で一旦降りて入国手続き。 荷物を受け取ろうとしたらすでに私のスーツケースが出てきていました。 早い...。 乗り継ぎ便は小さな機体で、あまりサービスとかも期待してなかったけど、さすがに期待するものの程ではありませんでした...。 楓国フラッグキャリアと同等もしくはそれ以下。 北米大手に入るとどうして皆あぁなるんだろう、と思いながら私も気をつけなきゃ、と自分に言い聞かせました。 疲労がかなりたまっていたのか、最初の飲み物のサービスのあとは寝てしまいました。 4時間半のフライトも終わり、ようやく自宅に戻ってきたらルームメートが迎えてくれました。 2位の記念写真も撮って、荷物を片付けてさっさと寝ます。 というのも今週末からまた仕事が...。 【終】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.22 08:19:11
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