春のセンバツ出場校紹介(関東地区)
春の高校野球センバツ大会の出場校を地区毎に紹介していきます。(第79回高校野球選抜大会)第2弾は関東地区の7校です。地区出場校センバツ出場回数秋季地区成績、勝敗新チーム成績関東千葉経大付(千葉)初出場優勝, 11-2 .341本9 盗17 防2.91佐野日大(栃木)13年ぶり3度目準優勝, 9-1 .356本5 盗19 防2.80桐生一(埼玉)2年連続2度目ベスト4, 8-1 .339本7 盗9 防1.96日大藤沢(神奈川)9年ぶり3度目ベスト4, 10-2 .326本6 盗24 防1.95関東+東京成田(千葉)2年連続2回目ベスト8, 9-1 .330本1 盗13 防0.89東京帝京(東京)11年ぶり13度目優勝, 8-1 .359本6 盗33 防1.4121世紀枠都留(山梨)初出場ベスト8, 5-2 .294本1 盗10 防1.31秋季関東大会を制した千葉経大付。夏と合わせ2季連続の甲子園出場。明治神宮大会でもベスト4入りを果たした。エースの丸はストレートが140キロ弱でスライダーとのコンビネーションで打たせて取るタイプの投手。スタミナに不安はなく、完投能力が高い。新チームから投手に転向。控え投手は工藤(2年)と斎藤(1年)の2人。丸は打者としても3番に座り、高校通算38本塁打の強打者、秋季大会は3本塁打。3番丸、4番大島、5番斉藤は秋季関東大会で3者連続本塁打を記録した。千葉経大付打線は、昨秋の関東大会4試合で53安打37得点の強力打線。松本監督の次男・歩己遊撃手は内野の要、打順1番で出塁率が高く、チームを引っぱる。秋季関東大会準優勝の佐野日大。13年ぶりの甲子園出場となった。佐野日大は昨夏の栃木大会で準優勝したメンバーが8人残り、経験がある。秋季県大会はエース・出井優太投手を軸に勝ち上がった。出井は打たせて取るタイプで秋季大会は57回を投げて、防御率2.67という成績。打線は、1年から3番を任されていたブラジル人留学生のヴィアナ・ウェリソンや森河、河野のクリーンアップは破壊力がある。公式戦10試合で2失策の堅守も注目。秋季関東大会で、ベスト4入った桐生一。春夏合わせて11度目の出場。藤岡投手、青木主将、伊藤、中村、渡辺の5人の甲子園経験者が残った。投手はエースの藤岡、川田の2枚看板で投げきる。昨年夏の甲子園では4番に座った強打者の伊藤は右翼手で守備にも定評がある。秋季大会打撃好調の渡辺も甲子園経験者。激戦区神奈川県で準優勝、秋季大会ベスト4で甲子園出場の日大藤沢。日大藤沢の山本秀明監督は、プロ野球中日で活躍するベテラン山本昌投手の実弟。左腕のエース古谷はスクリューが得意でカーブ、スライダーなど多彩な変化球を駆使する。関東大会で3試合に登板して失点4。四球も少なく安定している。打線は、長打力もある先頭打者の長谷川が引っぱる。2年連続センバツ出場を果たした成田。なんといっても関東ナンバーワン投手のエース・唐川に期待がかかる。1年秋には、完全にエースの座を奪っていなかったが秋季関東大会を制覇。昨年のセンバツでは1回戦で5安打10奪三振の完封勝利を見せた。昨年の秋季関東大会では15奪三振を記録、しかし準々決勝では9回2アウトから同点に追いつかれるなど、自身も18安打を浴びて敗退という苦い経験もした。唐川は制球力が増し、直球も最速147キロ。成田は少ない得点で勝機を狙う。夏と合わせ2季連続の甲子園出場となった帝京。昨夏の甲子園経験者が6人も残る。投手は最速145キロの大田。フォークも投げる右の本格派。控えの垣ケ原は、キレの良いボールを投げ安定感がある。打線は、昨夏も4番に座った中村など打線に切れ目が無い。21世紀枠で出場となった都留は秋季関東大会ベスト8入り。昨夏の山梨大会3回戦で強豪・東海大甲府に7回コールド負けを喫した都留。雪辱を誓って発足した新チームには、旧チームのバッテリーがそのまま残った。エースで4番の小林久は、力のある直球で丁寧にコーナーに球を集め打たせて取る投手。21世紀枠の選考では県内有数の進学校が文武両道を実践、さらに三宅島野球部員を支援するなどの貢献もあり、14人中8人が1,2位に挙げる圧倒的な支持を受けた。都留の小林太郎部長の知人の紹介で2001年8月により、三宅島の噴火で非難してきた三宅野球部との交流が始まった。10人の野球部員のうち9人は家族と離れ寮生活を送り、グラブやバットを島に置いてきた部員もいると聞き、都留から支援を申し入れ、合同練習と交流試合が実現という経緯。・06’センバツ大会・06'春季関東大会・06'夏の甲子園 出場校紹介・06'夏の甲子園 組み合わせトーナメント表・06'夏の甲子園 試合結果・06'兵庫国体・06'秋季関東大会 ・06'明治神宮大会 ・21世紀枠地区候補9校高校野球