再試合は早実が勝利 センバツ8日目の結果
第78回選抜高校野球大会の8日目の試合結果です。清峰は延長14回の末、東海大相模を3-2で破りベスト8進出。PL学園は愛知啓成との投手戦を1-0で制し、ベスト8入り。秋田商は延長12回サヨナラ勝ちでベスト8入り。前日、引き分け再試合となった早稲田実と関西の試合は、4-3と接戦の末、早稲田実が勝利した。【第1試合】清峰(長崎) vs 東海大相模(神奈川)2回戦1234567891011121314計清峰001001000000013東海大相模001000010000002清峰は3回、佐々木優のレフト線二塁打、広滝の内野安打などで1死満塁とし、押し出しの四球で先制。6回には、犠飛で2点目を加えた。東海大相模は先制された3回、1死満塁から犠飛で同点に追いついた。1点差を追う8回には1死一塁、田中大の右中間を破る二塁打で、再び同点に追いつく。その後は両チーム供に譲らず、均衡を破ったのは清峰。14回表にエラーを足掛かりに2死二塁から有迫の左翼線タイムリーで勝ち越した。先発・有迫は14回を投げて完投し被安打4、奪三振9と好投した。東海大相模の先発・高山も完投し、被安打7、奪三振6と力投を見せた。【第2試合】PL学園(大阪) vs 愛知啓成(愛知)2回戦123456789計PL学園0000000011愛知啓成0000000000先発のPL学園・前田、愛知啓成・水野がともに好投、8回まで両チーム無得点。均衡が破られたのは9回。PL学園は2死3塁、仲谷がセンター前タイムリーヒットを放ち決勝点を挙げた。仲谷は7回裏無死、二塁走者を牽制で刺すなどの好守も光った。愛知啓成は2回、森越の右翼線二塁打で無死二塁、3回にも2死二塁と走者を出しながら、得点につながらなかった。PLの先発・前田は被安打5、奪三振9で完封勝利。【第3試合】秋田商(秋田) vs 今治北(愛媛)2回戦123456789101112計今治北0000000030003秋田商0000030000014秋田商は6回、1死一塁から浅野のタイムリー三塁打で1点を先制して均衡を破ると、次打者の小山田も左中間に三塁打を放ち加点。尚も1死3塁で相手の暴投で3点目を奪った。3点を追う今治北は9回、相手守備の乱れから1死1,2塁のチャンスを作ると、代打松本のタイムリー二塁打でまず1点。さらに2死2,3塁から桧垣のセンター前ポテンヒットで2走者が生還、土壇場で同点に追いついた。3―3の12回、秋田商は死球と犠打で1死2塁とし、3番佐々木が左中間にサヨナラ打を放った。【第4試合】関西(岡山) vs 早稲田実(東京)2回戦123456789計早稲田実0010100024関西0000001203早稲田実は、3回2死から安打の川西が二盗に成功、小柳がレフト線タイムリーヒットを放ち、1点を先制。5回には、途中出場の斎藤が左翼ポール際にライナーで運び加点した。先制された関西は1点を追う8回、上田の内野安打を足がかりに1死三塁の好機をつくり、下田がバックスクリーンに2点本塁打を放って逆転した。しかし、早稲田実は9回、1死1塁から船橋の右前安打の打球をライトが後逸、1塁走者に続いて打者走者の船橋も一気に生還し、再び勝ち越し、決勝点となった。早実の先発塚田は2回無失点で降板。前日に15回を投げ抜いた斎藤が3回から登板した。関西は前日に6回途中まで投げた中村が先発し、9回を投げ抜いた。<<センバツトーナメント表へ