新着記事一覧 | 時・慕・庵・邪・無－じぼあんじゃん

雨の音がちらほらと・・・

　秋雨やたがへる人の香のまさりペシミズムも考えようによってはオプチミズムに転換しはするものの、おそらくペシミスティックな情況は変わらんのでしょうね。とはいうものの、気のもちようってこともありますし、諧謔の精神も必要だってことでしょうか。

2005年10月03日

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名残の暑気に。

振り向けば宵闇ちかし神無月秋の陽は釣瓶落としとは言うものの、たいそう暮れるのが早くなりました。いい人に、いい宵が訪れますように。

2005年10月02日

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今日はもう横になりまする。

鴎外は愁殺されしや秋の宵世の中には血液型占いってのがありますけれどかつて君は鴎外派か、漱石派か、藤村派かってのがありました公人にして文学もものし愁いをバランスの中に抑制して軍医総監まで上り詰めた鴎外公人としての立場を投げ打って文学的世界に沈潜し自らの執着に対峙しつづけようとした漱石こんな私でもなんとか生きていきたい風に粘り腰をもってこつこつと作品世界を綴っていった藤村諺がときに先人の知恵として思考の省エネのもとに導き手となるようにさまざまな類型もときには思考の節約になってくれるものです酒の肴にコミュニケーションの素材にもねそんな話です

2005年10月01日

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２時間で目が覚めちゃうって、やばい？

蔭りなき日向を憎みし日やあらむ日向によって影が際立つのか、影によって日向が輪郭を寄り露にするのかって、そんな観念の遊びを考えても、日が射さなきゃ影ができないってのが、天然現象ですもんね。にもかかわらず、翳があるから日向が際立つっていうロマンもあったんですよね。ニーチェでしたっけ。物理的現象はその科学的な正しさのゆえに見も蓋もないって言えばそうなんだけども、いたずらなロマンも罪ですしね。たとえば、地下生活者の１＋１＝４みたいな。内緒の話、ドストエフスキーは大好きなんですけどもさ。生活に追われて書いて、書いて追われてっていう生活からもいいものは出るもんですね。騙されて心するのか、心して騙されるのか、相身互いですかね。

2005年09月30日

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勉学の秋でもありますね。

　ひゃっくりに息つめ見あぐ秋の星阪神がペナントを征しましたですね。現役時代に半ばアホの代名詞と化しつつあった岡田さんが優勝できたことは、阪神ファンならずとも、何よりもうれしいことです。ビールかけに慣れていないせいか、無駄を憚る世論を慮ってのゆえか、マスコミ披露は盛り上がりにいまひとつ欠けましたが、リーグ優勝できてよかったよかった。それにしても村上ファンドの機を見て敏なること甚だし。世の中にはそういう意味での敏い人がいっぱいいるんですよね。うむうむ。

2005年09月29日

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よき宵を。

せむるごと浴びし秋夜に責めぬべし

2005年09月28日

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在ることの謎を脱して。

　秋の空まなこを据ゑて見入りけり自分の老い先というのではなく今ありつつあることの姿勢といったようなものを直視し凝視することのその物質的な手応えのようなものを手繰り寄せてみたくなったりした夜は、あまりに短すぎる

2005年09月27日

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朝夕、だいぶ涼しくなりました。

数珠玉やはるけき記憶の爪繰れる数珠玉、イネ科の多年草であるそうな。芯を抜いて糸を通したり、お手玉の中に入れたりして遊ぶ。ときには、鼻の中に入れてしまって取れなくなったりする。ひと、ひと、ひと……と、少年の母は三個のお手玉を器用にあやつった。姉は片手で二個のお手玉を長いこと弄ぶことができた。そんな遊びが、夕食後や休日の昼下がりなどにおこなわれていた時代のことである。

2005年09月26日

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意外に遠き野分かな。

疎まるや意地とほせるや秋五循がんばろーぜっ、ちあのーぜっ、じあすたーぜっ、あうすれーぜっ。眠りが浅いのは、年のせいっ？いま、夜中のジャイアンツの消化試合してます。中日とはいえ、阪神には追いつけないでしょう。関東のテレビ局はジャイアンツ戦の放映権ばっかり買ってるのに、ブービーだから夜中に放送してるのね。勝敗の結果なんか、とっくにわかってるのに。無責任に選手のドラマとか作ったりしてるのに、夜中に録画放送とは、マスコミの厚顔さにはあきれますよね。ジャイアンツが勝てないってわかってても、腐っても放映権買ったんでしょうが。リアルで放送しなさいっ。これをもってリベラルって言うんなら、腐ってるねテレビ局は。今に始まったことではないけどさ。自分の意見を言えない馬鹿ばっかりですもん。だから、赤坂、六本木あたりで酒飲んじゃうんですよ。このテレビ局の恥知らずぶりが日本人全体に感染しなきゃいいんですけどさ。軽やかに踊ることと、軽薄に踊らされることとは、まったく違いますからねっ！引かれ者の小唄、犬の遠吠え、ですけどもさ。それよりも、何でこんな変な時間に目が覚めちゃうのーっ！自分で自分に苛立つ日々なり。

2005年09月25日

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襟足に忍び込む秋冷とともに。

肌寒きあしたを秋雨とむかへけり

2005年09月24日

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今日は休めたのでとことん寝てやります。

　青柿や彼岸の風は乾から青き柿素肌おもはる彼岸かな

2005年09月23日

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雲厚き日に。

思ふことありやなしやのあけびの実

2005年09月22日

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今日は寝ます。

　　最低といはれし夜の集きかなところで、この植物の正体はなんなんでしょうか。生花としても用いられているみたいですが。

2005年09月21日

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８時まで寝ますかね。

　さもあらん雨夜の底の冴えたる眼

2005年09月21日

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雨音に目覚める宵なり。

秋雨の耳朶を冷やして行きにけり

2005年09月20日

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敬老の日だったんですねえ。

　老いあしも日をかへたけれ秋の暮れ

2005年09月19日

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仲秋であるらしいです。

　名月や闇にひたれる影ひとつ

2005年09月18日

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「生」というもの。

　　ななりるらなならいてるらななりるれ

2005年09月17日

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窓からの風はかなり涼しく。

　道の辺にせくやあかずや朝顔の花

2005年09月16日

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季節がカーブを描いている感じがします。

日のたわみ名残の夏の気流かな

2005年09月15日

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夕暮れがきれいな季節になりました。

秋の夕彩々たるや息ひとつ

2005年09月14日

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今日も暑いですね

　たかの爪そぞろ熟れゆく影重し

2005年09月13日

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台風の露払いの残暑？

汗のごひ眼をあぐそこに秋あかね

2005年09月12日

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自民党圧勝でしたね…。

蔦映えて身ひとつの秋をかこちけり

2005年09月11日

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ちっこら仕事に出かけますかね。

　秋の蚊を聞きつつあさき夢もせず

2005年09月10日

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雲間に時に光あれど雲厚く気流涼やか。

　飛鳥山ゆ寄り添ふ鳩に秋の風今日は９月９日、重陽、菊の節句。小高い丘などにのぼって、ハジカミの実を髪にさしはさむと邪気が祓われるとか。９月から、金曜は午前中仕事で、午後からは部屋で仕事の日になった。まずは洗濯機でも回しますかね。

2005年09月09日

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照りつける日差しなれど秋の風

地の渇き袂を濡らし野分ゆく

2005年09月08日

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台風なれど、城北の空に光あり。

酸漿をふくみし母のえくぼかな閉ざされたシャッターの前のプランターで、摘まれないままに酸漿が赤くなっていた。鬼灯という文字も思いなされた。少年はとうとうほおずきを鳴らすことができなかった。赤く色づいた袋を裂いて、熟した赤い実を指先でほぐすように転がす。果実の皮が破れないように、やさしく、ゆっくりと。すると、しだいに中の種子が芯から離れて、柔らかくなってくる。それでも丹念に、蔕のところの小さな穴から芯が取り出せるようになるまで、揉みつづける。ほぐれきったら、千切れないように、蔕から取り外す。水で洗う。そして口に含む。酸い味が舌にひろがる。なるほどと、そののち、少年には酸漿という字が納得された。だが鳴らない。音が出ない。少年の母が鳴らしてみせる。連続して音が出る。いったん舌でつぶしたホオズキが、どうしてまた膨らんで音を出すことになるのか、何度やってもうまくいかなかった。母の目じりに皺がより、頬がくぼむ。目の下のそばかすも揺れる。台風がきて、庭の栃の木をなぎ倒す。トタン屋根がギリギリと悲鳴をあげる。そんな台風が去ったあとに海辺に出ると、海ホオズキが打ち上がっている。巻貝の卵嚢である。扇型のものと、三日月型のものとがある。その扇型のものの中ほどに、鋏で切り口を入れる。中の卵を出して、水洗いをする。口に含む。少年の母は、その海ホオズキも器用に鳴らした。食紅に浸けて、赤や緑に染めてくれたりもした。しかし、少年にはとうとう鳴らすことができなかった。ところで、その植物の方のホオズキ。ナス科で、その葉や茎、根は薬用だという。

2005年09月07日

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台風に注意しないと、ですね

　秋雨やものにはものの人には人の「われわれが生まれた世界は非情で残酷である。そして同時に神聖な美しさを持っている」ユングはその『自伝』で最晩年の思いをこう述べているが、いかにも思いなすことに比べて、それを生きることの難しさよ。

2005年09月06日

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被害の小さい台風だといいのですが。

雷雨雷雨夜闇の花をおもひけり

2005年09月05日

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道ゆかば。

　　　　泉岳寺つくつく法師とおとなへり

2005年09月04日

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室内３３℃といえども風は涼やか

　七とせをつなぎ果つるや秋の蝉異常気象なのかどうかそれにしてもハリケーンの威力は半端ではなかった台風がまた北上中らしい

2005年09月03日

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残暑の中にも秋風。

往昔を偲びて行けり日の光千住宿は、品川、新宿、板橋と並んで四宿のひとつでした。日光との往還のために千住大橋がいち早く荒川に架けられ、参勤交代の用もなし、本陣が設けられました。深川の家を発った芭蕉は、ここから奥の細道へと旅立ちました。

2005年09月02日

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朝夕は秋でしょうか

ねこじゃらし夜長をかこつ猫もなし

2005年09月01日

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台風の当たり年ですかね

ビルの谷間に見あげた秋の空だった議員は野合したがるし、これで星野氏がジャイアンツの監督なんかになった日には、意地もプライドもあったもんではないですなあ。

2005年08月30日

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日曜だからこそいちじつ。

　虫の音に澄ませば車軸も流れけり

2005年08月29日

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８月も最後の日曜日…。

　夏の香を惜しみて風を追ひにけり

2005年08月28日

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さて、仕事に出ますかあ

　コスモスやかしこに風の吹き抜ける

2005年08月27日

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気温上昇中。

野分去る気流に胸を清ましけり台風一過……、何歳ころまで「一家」と思い込んでいたろうか。次から次へ、ときにはほぼ同時に去来する台風。そう考えると「一家」でもおかしくはないが、子ども心にも、じゃあどれが父や母で、どれが兄弟だってことになるのだろうかと不審に思っていたことだった。雲蟠ると雖も、すがしき大気です。

2005年08月26日

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また台風ですか。

鉛色の空と海との野分かな

2005年08月25日

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七時まで寝ますか。

かなぶんぶん椿を食みて糞ひとつ昆虫がどうも苦手である。したがってファーブル『昆虫記』すら読んでいないのである。あの、触ったときのガサガサ感というか、ゾワゾワ感というか、ザラザラ感のせいなのだろうか。足の数だけなら蜘蛛とか蟹の方が多いわけだし…。足が多いくせに、飛ぶからか？進化論的には人類よりも先輩らしいから、この不得手感は進化論的時間が遺伝子に組み込まれたものなんだろうか。とはいうものの、子どものころはカブトムシやクワガタを捕まえに行ったしねえ。世の中には昆虫大好き人間もいるわけで。毛虫に刺されたのが原因なのか？それにしてもこの世界にはいろいろな生き物がいるわけで、生態系の多様性と「共生」を言うんなら、ゴキブリとも蚊ともシロアリとも仲良くしなきゃなんないんですかね。ところで、ゴキブリって漢字だとアップできないみたい。それだけでも、すごい。

2005年08月24日

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一日が過ぎていく音を聴く。

片言も発せず暮れぬ秋近しピアノマンはどうも偽者だったらしいですが、いっときのロマンは与えてくれたのでしょうね。人騒がせではあるけど。

2005年08月23日

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セミ

　あふのけにうたひおふるや秋の蝉七年を一旬で鳴くや夜の蝉蝉ひとつ転びていのちも蟻もなし

2005年08月22日

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朝焼けには秋の気配を感じるんですけどね

芙蓉花は揺らぎ戦ぎて陽を受けりぎりぎりにならないと始動しないエンジンはガタがきてるんでしょうねふうっ

2005年08月19日

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八月も半ばを過ぎました。

　提灯もしまひころなり朝の風

2005年08月18日

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爽やかな朝となりました。

襟元の風はらひたる残暑かな冷静と情熱のあいだ、ではだめなんじゃないかと思う。これだと、冷静でもなければ情熱でもないその中間、中庸というイメージになってしまう。ロマンチストは、冷静であり且つ情熱であることを夢想する。

2005年08月17日

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雨、です。

　ペンタスの星のかたちに散りにけり人の生は運命として完璧に決定されているのだから、完璧に自由でもある。そんな気負いのなかにあったのは、いつのことであったろうか。

2005年08月16日

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終戦？敗戦？反日の嵐？

流るるは時川のみや葉月瞑目わずか６０年前まで戦争をしていたのかと思うと不思議な感じがする。それだけいわゆる平和が根づいたということなのか。それだけ時代は健忘症にかかっているということなのか。それだけ世の中は進歩したということなのか。人の年でいえば、還暦、耳順ではある。時にはそんな大上段から物事を思ってみたりするが、日々の人間関係があり仕事があり生活があるということ。政治や経済の世界で競うこともスリリングではあろう。競争原理はアドレナリンを分泌させるからだ。そして世界はそうした擬制のもとに成り立っているからだ。自分の窓からよりも高層建築の窓からの眺めの方がそれはよい眺望に決まっている。どの窓から世界を見るか、それが難しい。私は人の家の窓を自分の窓と錯覚したり、隙間風に気をとられたりすることがままある。やれやれ。

2005年08月15日

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雨は地に滲み込むや

　地をならす夜来の雨のあしたかな風発たる評言よりもひとつの真実が欲しいときがありひとつの真実よりも滑空する戯れ言が欲しいときもある真実はいかにも重そうで戯れ言は人を傷つけないようにして擬似的な連帯を保証するところでここに陥穽があるのかひとつの真実という真実が先験的な与件として構えられているようなそれほど幸せでもなければ不幸でもない自らの生に考えようによっては不幸で、あるいは幸福ともいえる生に彼はなぜか苛立ったその苛立ちは金銭で解消できるようでもあったが事実その通りであったのかもしれない過剰な金銭によって解決できる悩みは悩みとはいうまい身体の運動とともに発散されていく悩みは悩みとはいうまい願望実現の可能性がありその願望が実現すれば解消されていく悩みは悩みとはいうまいそれらによって軽減されゆく悩みは悩みとはいうまいさすれば悩みは悩みとして悩まれるのであろうか

2005年08月14日

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とりあえず洗濯完了。

　　なにとなく急いてありけり蝉時雨

2005年08月13日

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