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カテゴリ:読書
ここのところ、あちこち出かけることが多くゆっくり本も読んでなかったのですが、やっと一冊読み終わりました。
新渡戸稲造の「武士道」。読んでおいた方が良かろうという思っていた本です。 1899(明治32)年に米滞在中に英文で書かれたものを、新渡戸を師とする戦後東大総長となった矢内原忠雄が、1938(昭和13)年に訳出したものです。 内容は英米人向けに武士道を解説したものですが、文章が硬く面白く読めるというものではありません。 英語の文章についての知識はありませんが、日本語と同じように現在の文章と100年ほど前の文章とは違いがあり、新渡戸が書いた英文そのものが硬いものっだたのか、矢内原の訳文が硬いだけなのか、そのあたりは分かりません。 目次を少し書き出してみると、「道徳体系としての武士道・義・勇・仁・礼・忠義などが続き武士道の将来」で結ばれています。そんなに難しい事は書いてないのですが、ただ文章が硬く若干古さも感じ読みにくくはあります。 講談社やPHPなどから新訳も出ているようなので、そちらの方が読みやすいかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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