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カテゴリ:芸術
今日は久しぶりに美術館へ。
愛知県美術館でやっている「大ローマ展」を観に行ってきました。 イタリア好き・歴史好きの私としては、見逃せない展覧会ですから結構期待して行ったのですが、大ローマと謳ってある割には、作品数も少ないように思えました。 大理石の大型の彫像も何点かありましたが、やはり現場で観ないことにはの感がありますね。 極東の島国の一地方美術館の屋内で観るのと、イタリアの実際の場所で観るのとでは・・・・・まぁそんな事を言っても詮無いことではありますが。 展示作品はBC1世紀ごろの作品で、ローマ帝国の最盛期・アウグストゥスの時代の物が中心でした。BC1世紀というと我が日本は弥生式土器の時代、それを考えると彼我の差に愕然としてしまいますが、まぁ芸術作品はもとより、政治体制からインフラ整備・貨幣の発行・流通制度。何をとっても脱帽するしかありません。 ずっと読み続けている、塩野七生さんの「ローマ人の物語」も文庫版で36巻目を読んでいるところですが、紀元後のローマ帝国が衰退に向かっている時期について書かれてます。 今日の「大ローマ展」の全盛期と衰退期の時期のズレはありましたが、その本の補足にもなりました。 中は勿論撮影できませんので、受付嬢に頼んで入り口の様子だけ。写真でも分かるようにそんなに混んではいませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月20日 23時04分31秒
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