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カテゴリ:読書
この5月にNHKの土曜時代ドラマで放送された「みおつくし料理帖」、原作を読んでみました。
文庫版で全10巻、いやぁ面白く、そしてよく泣けました。 1巻ずつ4章でそれぞれの章に料理が一品ずつ出てくる。シリーズ第7巻目で150万部突破と帯にありましたから売れ行きもいいようですね。 時代設定は江戸時代、一人の女性が料理人として成長していく訳ですが、その根底には人の持つ情「人情」の優しさが描かれています。それが信じがたい事件発生や、あきれ返る政治家たちの醜態に、閉塞感を感じている現代日本人にとって一服の清涼剤として、多くの人に読まれているのではと思います。 理屈はともかく、10巻とそこそこの量はありますが一読される事、超お薦めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月30日 18時15分01秒
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