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カテゴリ:読書
「ゲド戦記」の作者 ル・グウィンさんが88歳で亡くなられました。
88歳、自分のなすべき仕事としての作品を書くことを全てを成して逝かれたことと思います。 「ゲド戦記」は読書記録を見ると1989年に3巻までを読んで、続編が出た93年と2006年にも全巻読み直しています、愛読書ですね。 一応、出版の形は中学生ぐらいの年齢層に向けての物だと思いますが、ル・グウィンさん本人は、そのようなことを意識せずに書かれたのではと思います。 哲学的内容を含み人間の精神の在り方・社会の在り方についての深い洞察があり、人とは社会とはを考えさせてくれる、名著と思います。 これに匹敵するのは「指輪物語」「ナルニア国物語」でしょうか。 「ハリーポッター」も面白いですが、ややエンターテイメントに傾いているかな。 いずれにせよ、「ゲド戦記」は、作者が死んでも読み継がれていくでしょう。 人はみな死んでいきますが、作品が死ぬことはありません。 ル・グウィンさん素晴らしい作品を残してくれてありがとうございます、ご冥福を祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月24日 11時46分05秒
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