326110 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Camera di Allora.

Camera di Allora.

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

Allora

Allora

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

コメント新着

Allora@ Re:ショートステイ(01/06) じゅりあすさんお久しぶりです、お元気で…
jurious(じゅりあす)@ Re:ショートステイ(01/06) 以前写真の書き込みなどでお世話になった…
Allora@ Re:志野茶碗(08/01) コメントありがとうございます。フィード…
ドイツ@ Re:志野茶碗(08/01) 世界中にYAKIMONOはあると思いますが,日…
jurious(じゅりあす)@ Re:株価が(06/02) お久しぶりです。 東海地方にいたのですが…
jurious(じゅりあす)@ Re:五輪開会式(02/08) 今、ブログ管理を見たら、以前は存在して…
jurious(じゅりあす)@ Re:五輪開会式(02/08) ご無沙汰しています。 五輪開会式は録画…

お気に入りブログ

つれづれ浮世草 嫌好法師さん
鳥から世界と地球を… jurious(じゅりあす)さん
2018年08月06日
XML
カテゴリ:読書
久しぶりに高村薫さんの小説を読みました。

奈良県宇陀を舞台に、本家に婿養子に入った男の老境の心の動き。不貞を働いている妻を見て見ぬふりをし、自殺と思われる交通事故で植物状態になった妻を16年介護しそして看取った男。

宇陀の山間部の自然と交わりながら、生者と死者のあわいを生きているような男。70代も半ばに近づきボケも少し出始めた男。
よそ者として宇陀の小さな集落に婿として入った男が、70才を超えて宇陀の地の人となり、そして宇陀の地に土になる。

その男の心の内を、農業・植物学、地質学そして密教、(流石に「空海」を上梓している作家です)等についての該博な知識を使い、また舞台とした宇陀市にも何度も足を運んだに違いない、ち密な描写、文章の組み立て、高村さんらしい言葉の使い方、読み応えのある作品です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年08月06日 15時52分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X