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カテゴリ:読書
「活版印刷三月堂」という本を読んだのですが、一小市民の何気ない心温まるお話。
悪くはないけど中高年の私めには、もう一つ迫ってくるものがない。 そこで目先を変えて池波正太郎の「剣客商売」と「鬼平犯科帳」の第一巻をそれぞれ読んでみました。 これも悪くはないけど、「鬼平」の方は鬼平対強盗集団で、犯罪物と言えるし読んでいても、心が雑々としてきて、どうもよろしくない。時代物では山本一力のような、人情物がいいなという思いに至りました。 「剣客」はまだよかったかな。両方ともテレビでシリーズ化されてそちらのイメージを強く感じてしまいましたね。 「剣客」は全16巻のようですが、あと2・3冊読んでもいいかな。「鬼平」はもう一冊で十分。 沈寿官さんの作品を買ったので「故郷忘じがたく候」を読み直そうと(言ってもごく短い短編)思って発注しました。 その後は現代に戻って「活版印刷」が全4巻なので、あと3冊乗りかかった船ということで軽く時間つぶしに読んでおこうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月26日 21時13分48秒
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