|
カテゴリ:国内外旅行
昨日は旅友のSさんの車で、長野・車山高原のニッコウキスゲ他 湿原植物の花を楽しみに行って来ました。 早朝に自宅を出て、4時前に高速に乗り中央高速で諏訪湖方面へ。 途中、双葉SA(サービスエリア)でトイレ休憩。 このSAは、多くの高速バスも休憩箇所に指定されているのです。 山梨県甲斐市竜地(旧北巨摩郡双葉町)にあるSA。 中央自動車道は諏訪湖の先の岡谷JCTで南下し、長野自動車道が北上し 上信越自動車道と合流するのです。 由布姫(ゆうひめ)と山本勘助の記念撮影パネル。 由布姫は諏訪頼重の側室の娘で庶子。武田の侵攻によって父を失い、自害ができずにいる ところを山本勘助が見つけ出したのだ。 山本勘助は武田二十四将に含められ、武田の五名臣の一人にも数えられて、 武田信玄の伝説的軍師。 山々の上空は朝焼けで赤く染まる。 そして諏訪南IC(インターチェンジ)で中央道を降りる。 諏訪南ICは自動車道のインターチェンジで最も標高の高い約950メートルにあると。 車山高原へ向かってビーナスラインを利用して車を進める。 ビーナスラインは、長野県茅野市から、同県上田市の美ヶ原高原美術館に至る 全長約76 kmの観光道路。 一面緑の山が前方に。 富士見台駐車場で一時停車。 八ヶ岳の一番北に位置する蓼科山から北八ヶ岳・南八ヶ岳・遠くに 富士山・南アルプス・中央アルプス・遠くに御嶽山・北アルプスの大パノラマが広がる 展望台であったがやはりここは『霧』ヶ峰なのであった。 そして当初の目的地の霧ヶ峰車山肩に到着。時間は7:20過ぎ。 車を無料駐車場に停め散策開始。 バイオトイレは、便所の方式の一つ。英語ではComposting toiletというのが一般的。 好気性微生物の活動によって排泄物を分解。水をまったく使わない、または、使う場合で あっても少量のみ。水が使えない場所や、下水設備がない場所に設置する。 スウェーデン、カナダ、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアにおける沿道施設や 国定自然公園などで多く使われている。同じくスウェーデンやフィンランドなどにおける 山村・農村の別荘で多く使われていると。 排泄物を木質材(ここでは木炭)と混ぜ合わることによって、 (1)好気性微生物による分解、(2)水分吸収、(3)臭いの軽減,を行う。 多くの場合、バイオトイレにおける微生物の有機物分解は、低速分解・低温分解によって おこなわれると。 そして前方に一面黄色の景色が。 ニッコウキスゲ(日光黄萱)が自生する山。 ニッコウキスゲとはユリ目ユリ科ワスレグサ属の多年草。 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと 呼ばれだしたと。 夏に日本全国の野原の湿った場所で花茎の先に黄色い一重の花を咲かせます。 日光地方に多いのでその名がありますが、正式名はゼンテイカ(禅庭花)。 山の遊歩道の脇には電線が張り巡らされていた。 ラッパ状の筒状の花で先端は開き6裂。 ニッコウキスゲは主に種子、株分けで増えると。 多年草であるニッコウキスゲは地下茎(根茎)で冬を過ごし、初夏に細長い 根出葉を叢生し、線状の細長い葉を2列に並んで付けると。 電線を張り巡らし、鹿から守られたニッコウキスゲ。 以然は車山肩周辺は一面が黄色いジュウタンだったのだが、鹿に食べられ 今はこの部分くらいしか残っていないのだと旅友Sさんから。 高山植物保護の掲示板。 多くのカメラマンが巨大なレンズ搭載のカメラを三脚にセットし準備中。 花畑に早朝に来る野鳥の撮影が目的らしい。 霧の中で神秘的に。 車山山頂の気象レーダーも霧の中に僅かに見えた。 コロボックルヒュッテは開店前。 さとう宗幸作曲の『キスゲに寄す』の曲の石碑。 写真が小さすぎて歌詞が読めないので。 コロボックルヒュッテの奥には『霧ヶ峰湿原植物群落』の説明板が。 山の裾野の石の上の雄の雉を発見。 よく見ると雌も。 雌をズームで。 別の山裾のニッコウキスゲ。 そして八島ヶ原湿原に向かう。 前方にもニッコウキスゲの花畑が拡がっていた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.22 14:57:13
コメント(0) | コメントを書く
[国内外旅行] カテゴリの最新記事
|