ゲバラの映画を観に行った
◆映画「チェ28歳の革命」を観てきました。 私の世代でキューバというとカストロの方が知名度が高いのですが、その生涯やビジュアル的なところでは人気が逆転しているようです。 実はそのゲバラの功績について私はあまり知らなくてそれを勉強してみようとも思って映画館に行ってみたのです。◆さて、自分がこの映画で感じたものは・・・「愛という狂気」「愛という怒り」「愛という戦い」といったキーワードでした。 互いに相反する言葉の組み合わせですが、こうした一見矛盾した世界が現実に一番近いのかもしれません。 愛するがゆえに狂い、怒り、戦う。 使命を悟った人間ほど強いものはありません。 そうそう人間はがんばれないというのは私も含め皆さんも感じていること。 ですが、人間は愛する誰かのためにならがんばれるのです。 ◆主人公ゲバラが死ぬまで戦えた理由はなんでしょうか。 私はここにメンタルの力を感じるところなのですが、自分が一体何のために生きるのかということを考え、そのことを確信していたからだと思うのです。 ゲバラはアルゼンチンの裕福な家庭の医学生でありながらキューバ革命に参加しました。 それは医術だけでは人を救えず、革命によってこそ救われるということをゲバラは確信していました。 ほとんどの人間は自分は何者なのか、何がしたいのか、誰もが分かったふりをして生きている。 だから不安であり、自信がないと感じる理由なのです。◆自信とは自分の信じていることを確信に変えることとも言えます。 確信に変えるには行動する意思を使命にしていく必要がどうしてもあるのです。 使命とするためには自分のためだけに頑張るということではありません。 愛する誰かのためにも頑張るということです。◆今回、映画からヒントを得た、皆さんにお伝えしたいことは何かというと。 もしどうしても達成したい目標があるのならば自分のためだけではなく、自分以外の誰かをどう助けたいのかということを考えてみることです。 誰かのためにも頑張るというエネルギーには計り知れない力があります。 その自信エネルギーが自分の実力以上のものを与えてくれます。 たとえばライバルという存在が、より高いエネルギーを与えてくれるのも、こういった意味があるからかもしれません。