テーマ:本のある暮らし(3313)
カテゴリ:本
今日の朝日放送ラジオのお天気お兄さんは西宮市内をうろうろしながら天気予報をしてたんだ。
僕が聴いたときはちょうど西宮市の「鷲林寺(じゅうりんじ)」というところからの放送のときで紅葉がとても綺麗で良いときに良いところに来れたって、お天気お兄さんは御万悦だったよ。 「鷲林寺」はだいぶと高い所だから、ちょうど今頃は紅葉が真っ盛りなんだろう。 ここより上は、もう六甲山に上がるだけなんだけど六甲山の紅葉はもう終わってるのかも知れないな。 このあいだの記事に宮本輝さんの『にぎやかな天地』で出て来た「播半」のことを書いたけど、その「播半」から山を登ったところが「鷲林寺」なんだ。 『にぎやかな天地』の主人公は「鷲林寺」を通って甲陽園の実家に帰るのがルートなんだよね。 この「鷲林寺」というところは、僕が勝手に「輝さんゾーン」と名づけてる西宮市の西の端で芦屋市に近い一帯の一番山側に位置する場所なんだ。 宮本輝さんの本には「輝さんゾーン」がしばしば登場するんだよね(^^) 「鷲林寺」の辺りには「北山公園」や「甲山森林公園」があって、そこにある北山ダムから流れ出る水は夙川となって阪急甲陽園、阪急苦楽園口、阪急夙川、そして阪神香露園駅の真下を通過して、香枦園ローンテニスクラブの横を通って大阪湾に流れこむんだ。 ねっ、輝さんの本をたくさん読んでる人なら、おなじみの地名ばっかでしょ(^^) 『にぎやかな天地』の聖司の実家もパン屋さんの「トースト」も、『森のなかの海』に出てくる阪神大震災で壊れてしまった希美子の家も、『錦繍』の亜紀の住んでる家も喫茶「モーツァルト」も、『青が散る』の舞台になった香露園ローンテニスクラブも、全部夙川の川の流れに近い所にあるんだよね。 それとね、「鷲林寺」という地名は、「鷲林寺町」の交差点から西方向、つまり芦屋市よりの山の方に入ったところにある「鷲林寺」というお寺の名前からきてるんだよね。 このお寺は交通安全祈願のお寺ということでも有名で、昔、僕と僕の車の交通安全祈願を正式にやってもらった事があるんだ。 それは、もう20年以上も前の話なんけど、僕も、僕の車も何事も無く今日まで無事にやってこれたのは、やっぱかなり稀有なことって気もするし、「鷲林寺」の交通安全祈願の御利益のおかげだったのかなぁ、なんて思う(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月30日 03時06分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|
|