このあいだ「おでかけアルバム」を作ってから”旅がしたい”なんてことを思うようになってたんだよな(^_^;)
でも、旅になんか行けそうにないし”ああ、やだやだ…”って思うこの頃だったんだ(^_^;)
で、思ったのが旅は出来ないけど「おでかけアルバム」ぐらいいつでも作れるかも…、ってことなんだ。
”普段は車で行くところでも、歩きだったら「おでかけアルバム」になるんじゃないか?”なぁんてね(^^♪
そんなわけで昨日は雨模様だったんだけど、上八(上本町8丁目)に行く用事があったので、難波から歩いてみた。
以前の記事にも書いたけど、このルートは上町台地に登ることになるので途中に急坂があるんだ。
天王寺七坂なんていわれて、風情のある坂がいくつもある。
大阪というところは、まっ平らなところなので坂というものがほんとにない街なもんだから、このあたりの風景はちょっと特異なんだ。
どの坂も松屋町筋から登って行って登りきったところが谷町筋って感じになってる。
だから、どの坂を登ってやろうかと松屋町筋の東側の通りを覗き見ながら歩いてると、通りの奥に大きな鳥居とその向こうにやたらと長い階段が見えたんだ。
↓どの写真もクリックすると大きい写真にリンクするよ。
| 鳥居とその向こうの階段という風景は日本中のどこにでも見られて、云わば日本の原風景って感じがしないでもないけど、ここは大阪だし、しかも環状線の内側なんだし”ありゃぁ~?”って思ったよ。
坂を探してたんだけど、なんか知らない階段の方が面白そうなので行ってみたんだ。 |
| ここまで来れば大江神社の字が見えたので、この階段の上に大江神社があることが分かったんだけど、すごい階段だなぁ!って思ったよ。
中ほどに一箇所踊り場をこしらえてあるのも分かった。 |
| この階段の謂われが書いてあって「百歳の階段(ももとせのかいだん)」と言うんだってことが分かった。
階段の段数は101段あると書いてあった。
「心も身体も健康でありますようにと一歩一歩踏みしめて神様にお参りしましょう」と書いてあったので、この時は一歩一歩、神様にお祈りしながら登ろうと思ったよ。 |
| 中ほどの踊り場から下を見たところ。
松屋町筋まで見通すことが出来た。
下からこの中ほどの踊り場までで階段はちょうど50段あった。 |
| 踊り場から階段の方向と直角の北方向にうっそうとした道があり、その奥に大江護國神社というのがあるみたいなんだけど柵がしてあって入れなかった。
なんかミステリーの舞台にありそうなところだったな。 |
| 「百歳の階段」の上まで登った。
踊り場から一番上までは51段あった。
下の部分と合計で101段ということだな。
だけど、階段の段数を数えることで頭がいっぱいで、神様にお祈りをすることをすっかり忘れてたんだよな(^^ゞ |
| 「百歳の階段」を登りきったところが大江神社の境内だった。 |
| 写真の左の端が「百歳の階段」で、その右横に舞台もあった。
写真のうしろが神社の表玄関なのだと思う。
だから「百歳の階段」は大江神社の表側からだと境内の奥になり中々目立たなくて、あまり知られてないんだと思った。
濃いい木々に覆われた、ここ大江神社は、とても松屋町筋と谷町筋にはさまれた町の中だとは思えない静かな場所だった。 |
| 大江神社の谷町筋側の入り口。
ここが表玄関だと思う。 |
| 大江神社から100mも行かないで谷町筋に出た。
そこはもう見慣れた天王寺の喧騒の真っ只中なんだよね。
ここは天王寺警察署西の交差点で、谷町筋から勝山通りへの右折レーンは2車線もとってあり、とても交通量の多い交差点なんだ。 |
いつも、すぐ間近を車で走ってるんだけど、今回ちょっと歩いてみただけなのに面白い発見があったよ(^^♪
でも”面白くねぇ!”って思う人の方が多いかも知れないけど、まっ、いっかぁ(^^ゞ