テーマ:ぶらり見て歩き(276)
カテゴリ:アルバム
(少しも面白くなかった前編から続く)
前編は第二寝屋川沿いにひたすら西へ下って行ったんだけど、最後の環状線のガードを潜り抜けて細い階段を登ったところは「弁天橋北詰」という交差点OBP(大阪ビジネスパーク)の東南角になる。 いよいよここからは大阪城エリアになるんだ。 ↓どの写真も写真をクリックしたら大きな写真にリンクするよ♪
大阪砲兵工廠は明治の初め元長州藩士大村益次郎の構想の元に建設された軍事工場で東洋一の規模を持ってたらしい! 太平洋戦争の終る1945年8月15日未明に空襲によってボロボロに破壊されてしまったんだって(>_<) なんせ、OBPの全域と大阪城の北と東の大阪城公園の全域とその更に東、環状線の東側の広い範囲まで広がる巨大施設を一気に破壊したんだから、きっと何万発の爆弾と焼夷弾を落としたんだろうな…。 この破壊されてあちらこちらに鉄骨がむき出しになってしまった大阪砲兵工廠跡は戦後何十年もそのまま放置されていたらしい。 なんせ雨あられとばら撒かれた爆弾の中には沢山の不発弾もあったみたいで撤去するのも大変だったんだろうな。 この大阪砲兵工廠跡を舞台にした小説に開高健さんの『日本三文オペラ』がある。 さらに、大阪砲兵工廠跡を舞台にして『日本三文オペラ』をパロった小松左京さんの『日本アパッチ族』というのもある。 どちらも、凄く優れた小説だと思うし面白かったんだけど、絵空事として読めたら良いんだけど、この場所を知る大阪人としては少し辛いものがあるんだよな…。 でも、まぁ『日本アパッチ族』はSFだから絵空事ではあるんだけどね。
右に見えてる線路は京阪電車で、ちょうど京阪電車が地上から地下に潜るところが見えてる。 ここから地下に潜ったところに天満橋駅があり終着のターミナル駅淀屋橋駅まで地下を走ってるので、天満橋から久しぶりに京阪電車に乗り、淀屋橋で地下鉄御堂筋線に乗って帰路についた。 大阪にもまだまだ「おもろー!」な歩きルートがあると思ったよ(^^♪ ”「城見橋」から大阪城を見てみよう!”というだけの始まりだったのだけど天満橋まで歩くという訳の分からない事になってしまった(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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