テーマ:本のある暮らし(3316)
カテゴリ:本
浅見光彦シリーズはテレビの2時間ドラマで、ずっと前から好きだったんだ。
古くは日テレの『火曜サスペンス劇場』で水谷豊さんが演じてられる浅見光彦が好きだった。 その後はフジテレビの辰巳琢郎さんの浅見光彦で完全に光彦ファンになったんだよな。 今放映されてるのではTBSの沢村一樹さんの浅見光彦が僕のイメージに一番ぴったりなんだ! なんだけど、最近内田康夫さんの浅見光彦シリーズの原作本にはまってしまって、もうにっちもさっちもいかない状態なんだ(^_^;) 光彦!助けてくれー!って感じだよ(^_^;) 浅見光彦シリーズって、旅情ミステリなんてカテゴリーでいわれてるけど、ただの旅情小説って銘打ってくれたほうがありがたかったって思うよ。 そしたら、もっと早く浅見光彦シリーズを読む気になったかも知れないもん…。 だいたいからして、日本が好きで、日本の歴史とか地理とか方言とか民俗学とかが好きで、司馬遼太郎さんの本なんかを読み漁ってた時期があったんだけど、浅見光彦シリーズの方が僕にはよっぽどリアリティを持って日本を感じれる事が出来るような気がするんだな。 宮脇俊三さんの紀行文なんかも好きだったけど、浅見光彦シリーズは推理小説の名をかりた1級の紀行文でもあると思う。 たまたま殺人事件が絡んだりするんだけど、別に殺人事件が起らなくても良いって感じもする(^。^) 最近ブログをあんまり更新できないのも、読む時間がおしくて書けないんだよ(>_<) 『明日香の皇子』の次に『箸墓幻想』を再読して『箱庭』を読んだんだけど、今は『鐘』の佳境で早く読み終わりたいんだけど、今、必死にブログを更新してるわけだ(^_^;) で、『箱庭』なんだけど文庫本の裏表紙に”待望の文芸ミステリー第3弾!!”と書いてあるのを古本屋さんで見つけたんだ。 ”文芸ミステリー”ってものがいったい何なのか分からなかったんだけど、なんとなくエンターテインメント性より文学性が強いようなそんな気がするじゃん(^^ゞ で、これ読んでみよう!って思ったんだ。 だけど、となると”文芸ミステリー第3弾”以外の”文芸ミステリー”って何があるの?って思うでしょ? そこで、その古本屋さんの文庫本の裏表紙を片っ端から見ていって第2弾『鐘』と第4弾『蜃気楼』を見つけたので買ったんだ。 『鐘』の裏表紙には”文芸4部作”という書き方がしてあったから、あと第1弾だけは見つけられなかったわけだ。 のちにネットで調べたんだけど、浅見光彦倶楽部にも他のサイトにも書いてないんだよ。 でね、個人の方が書いてらっしゃるブログでやっと『平城山を越えた女』が第1弾だということが分かって、古本屋さんで買ったけど、この本の裏表紙には”文芸ミステリー”の字が無いんだよな。 なんか不親切だと思ったよ。 内田さんが悪いんじゃなくて、講談社が悪いんだよな!! で、『箱庭』なんだけど、島根県の益田とか広島の宮島が舞台になってる。 島根県、広島県といったところは、僕の中でもとても興味深いところってこともあって、とても面白く読めた。 こんなかっこいい浅見光彦もちょっと見れないな!って思うほどにかっこいい浅見光彦だったな! ”文芸ミステリー”恐るべし!!って思ったよ! そんなわけで”文芸4部作”というのが浅見光彦シリーズの中でどんな位置づけなのかってことも良く分からないけど、とりあえずこの4冊は読もうと思った。 今、佳境に入ってる”文芸ミステリー第3弾”『鐘』も、めちゃくちゃ面白い! でも、今、ひとつ思ってるのが、時系列にそって読んだほうが良いんじゃないかってことなんだ。 光彦が訪れる土地土地で、光彦が過去に出会った事件を回想することがよくある。 そちらを先に読んだ方が光彦の思いや光彦の推理の方向性なんかを読み取りやすいように思うんだ。 それに光彦の心の変化や、成長も感じることが出来るだろうし、浅見光彦シリーズをいわば大長編小説として時系列にそって読んだ方がきっと良いに違いない。 でも、待てよ、浅見光彦は永遠に33歳なんだから変化なんかしないし、ましてや成長なんかしないんだろうか…? むむむ…、どうなんだろう? きっと変わっちゃぁいけない人なんだろう…。 それで思い出したんだけど『750(ななはん)ライダー』って漫画の主人公早川光は永遠の17歳で10年間高校2年生をやってたよな(^^ゞ ずっと歳をとらないのなら光彦の33歳より早川光の17歳の方が良いよなぁ(^_-)-☆ ↓浅見光彦シリーズ”文芸ミステリー4部作” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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