テーマ:本のある暮らし(3316)
カテゴリ:本
”ベストセラーとか話題になってる本とかには興味が無い”なんて言う人がよく居るよね。
実は僕もまったくそうなんだ。 でもね、これってものすごく偏った本の読み方になったり、全然本を読まない時期が出来たりするんだよね。 だけど、積極的に書評を読んだりするわけでもないからしゃあないわな。 てゆうのが、別に読書が好きって人間でもないもんな。 ただ、素的な本に出会う喜びってとても素的やし、また素的な出会いがあったら良いのにって思うから読むんだよね。 しかしまあ、今年はえらいもんに出会ってしまったもんだよ! 面白い本に出会うのは素的やけど、浅見光彦シリーズって、調べてないけど100冊ぐらいはあるんじゃないだろうか? 読み出したら止まらないし、いつ寝ればいいのか分からなくなる今日この頃なんだ(>_<) このあいだ買った”文芸4部作”もまたたくまに読んでしまった。 ↓浅見光彦シリーズ”文芸ミステリー4部作” これ、どれをとっても構想5年執筆2年みたいな、とてつもなく深い話なのに内田康夫さんは毎年9冊のペースで書いたりしてたこともあるんだって!! それって、下手したら遅読の人が読むよりも早く書いてるんじゃないかと思うよな! 一体なんなんだ!?この人は!?って思うよ! ゴーストライターが10人ぐらい居てたりして…。 このあいだね、「浅見光彦シリーズ」のことを ”たまたま殺人事件が絡んだりするんだけど、別に殺人事件が起らなくても良いって感じもする(^。^)”って書いたんよ。ここ。 でね、昨日読み終わった『平城山を越えた女』の自作解説を読むと ”自分でもつくづく、この作品に殺人事件がなければいい小説なのになあ――などと思ったりもするのである。”なんて書いてらっしゃるんだ(^。^) なぁ~んだ!内田さん、ご自分でちゃんと分かってらっしゃるんだ!って思ったよ。 そうなんだよね! ”浅見光彦シリーズ”って、たまたま殺人事件が起る”いい小説”なんだ!(^^) ちょっと話が変わるけど、僕は日本が好きだから日本のあちらこちらを見れる旅番組なんかも見たりするんだ。 だけで、出てくる映像のほとんどが、どういうわけか温泉と料理ばっかなんだよね(^_^;) もっと景色を見せてよぉ~(>_<) なんて思う。 だけど旅情サスペンスの2時間ドラマを見ると、よっぽどたくさん景色を見せてくれる。 ”なんで、そんなところで話をせなあかんねん!!”って思えるほど良いところをふんだんにみせてくれる。 特に”浅見光彦”は良いところのオンパレードなんだよね(^^♪ しかも景色と物語がリンクするから、旅番組なんかよりもずっと心に深く刻み込まれるんだ! それと同じような感覚のことが本でもあるんだ。 司馬遼太郎先生や宮脇俊三さんの紀行文を読むより、物語とリンクする”浅見光彦シリーズ”の方が、たくさんのバックグラウンドと共に語ってくれるから刷り込みの度合いが深いんだよね。 『蜃気楼』に出てきた”富山の薬屋さん”なんかも、なんせ光彦自らが富山の薬屋さんを愛車の白のソアラに乗ってやるんだもんね。 そりゃあ、だだの紀行文よりリアリティがあるのは当たり前だって思うよ(^_-)-☆ でも、まあなんだ、あと10冊も読んだら、なんぼなんでも飽きてくると思う。 でなきゃぁ、体がもたないよ…(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|
|