カテゴリ:劇
今回の『篤姫』は良かったなぁ…。
でも、きっと年末の最終回まで、もう幸せな篤姫を見れることはないんだろうな。 来週は家定が逝っちゃうみたいなんだよな。 少しも幸せなことがなかったかもしれない篤姫の生涯の中での、ほんのつかの間の幸せかも知れないけど、とっても気持がほかほかしたよ(^^) 次期将軍を慶福にし、大老を井伊にすると決めた家定の気持泣けたよな。 それは、自分の家族を守りたい。きっともうすぐ死んでしまう自分のあとに残った篤姫を守りたい。ってそんな気持を家定が篤姫に話すんだよね。 でね、ちょっと思ったのが今年も後半に入るこの時期に最後のほのぼのシーンを作ってくれたのかもしれないってことなんだ。 大河ドラマって1年の長丁場だから、真ん中へんでちょっと楽しまさせてくれたのかもな…。 篤姫がなにやら一大決心をして 「おもてにまいる!上様にお会いする!」 な~んて宣言して、大奥の廊下をすりすりすりすりひたすら戸をいくつもいくつも開いて突き進んで行くところ面白かったな(^^) 大奥のしきたりって知らないけど、御台所が上様に会いたいって急に思い立って自ら合いに行くなんてきっとありえないことなんだと思うもん。 でね、きっと史実にはありえない面白エピソードを入れて、これから辛いことばかりが待ち受けてるだろう後半に入る前にいっときほのぼのさせてくれたって感じが、3年前の大河ドラマ『新選組!』の「寺田屋大騒動」というエピソードのことを思い出させたんだよね。 この「寺田屋大騒動」というエピソードを僕は『新選組!』全回の中で一番好きな回なんだ。 竜馬が見受けをする女性と、はるばる江戸から来た奥さんとが寺田屋で鉢合わせをしてしまうという三谷さんの作った架空のエピソードなんだよね。 あの、いつもオニ怖い斉藤一が「自分のせいだ!」って畳に「の」の字を書いていじけてたのなんか今思い出しても笑ってしまう(^。^) これ三谷さん自身が”厳しいばかりの後半の前に、おちゃらけたはじけたエピソードを入れたかった”って言ってたんだよね。 きっと来週からの『篤姫』はしんどいドラマになって行くんだろうな。 家定が死んじゃったら、女性の視聴者が離れるのではないかって心配だよ。 堺雅人さんは『新選組!』の山南さんで女性のハートを掴んじゃったけど『篤姫』での家定は更にファンを増やしたんじゃないかと思うもん(^^) だいたい浅見光彦役をやっててめちゃかっこいい沢村一樹さんが薩摩の小松清猷役だったので薩摩のことにうとい僕は沢村さんが薩摩の最後の家老小松帯刀なんだと喜んでたのにすぐに死んじゃったもんなぁ(>_<) 信濃のコロンボこと竹村刑事役をやってる中村梅雀さんなんか井伊直弼だよ!これもすぐに桜田門外で殺されちぁうんだよな。 僕にとっての浅見光彦辰巳琢郎さんは堀田正睦をやってるんだけど、堀田は井伊が大老になったら失脚しちゃうんだろうか? っにしても歴史ドラマと何の関係もない内田康夫ミステリーばかりが頭から離れなくて困ってしまうよ(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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