『ゴーイング・マイ・ホーム』に出てくる「クーナ」って妖精のこと。
”クーナって、それ、なんやねん!” って、普通思うやんかぁ!「長野県のクーナの森に住んでる、ちっちゃいおっさんの妖精」って…。 そんなもん、最大級の「意味不明」やん! しやけど、姉貴はクーナの事を知っててね、”はぁ~~??””なんで、こんなけったいな物を知ってるやつがおるねん????” って、ますます意味不明になってもた…。 ってか、姉貴が知ってるなら、姉貴に、ちゃんと説明を受けたらええねんけど 姉貴の話ベタと来たら、これまた最大級なもので 最大級の「話ベタ」の姉貴の口から、最大級の「意味不明」に関する説明を受けるのは、これはやめたほうがええに決まってるねん(^_^;) でぇ、”クーナって、それ、なんやねん!” って疑問を即効で解決するのんは無理みたいやから、仕方がないから”毎週ドラマを見続けよぉ” って思って、毎週見てる。 しやけどね、このドラマ、困ったことにテレビドラマ風やないねん。 カメラはほとんどパンしない、ズームしない。 音楽は少ないし、緩いし…。 台詞はリアリティ重視で、小さいモゴモゴしゃべり言葉でインパクトのない台詞が続くし…。 これって、映画館で座席に縛り付けられて、強制的に見せられる映画みたいな撮り方やんか。 僕みたいなナガラ人間は、気がついたら、なんやかやいろんな事をしながら見てて、結局、話がちっとも分からへん(>_<) で、しゃぁないから、頭から録画をまた見るんやけど気がついたら、1時間が過ぎてエンディングロールに乗ってマッキーの「四つ葉のクローバー」が流れてきてるし…(^_^;) そんなんで、ちゃんと見れない(^_^;) 第2話なんか、ちゃんと見るまでに録画を5回ぐらい流したと思うわ(^_^;) で、第3話も、3回ぐらい録画を流したんやけど、なんか、よく分からない。 分からないけど、このドラマの世界観がなんか心地よくて、ヒーリング映像みたいな感覚で流してまう(^^ゞ で、第3話を3回ぐらい見ててね 阿部寛さん演じる主人公(このドラマ、登場人物の名前が出てくることが少ないので名前を覚えられない)がクーナ事務局の机の引き出しから持ち出したクーナの事を書いてある大学ノートを読んでるシーンに引っかかってしまった。 その内容をちょっと書くね↓古事記には大国主命(おおくにぬしのみこと)と一緒に国造りを行った少彦名(すくなひこな)という小さな神様が登場し、それが各地の小人伝説に繋がったのだという。少彦名は稲や糸など小さい物の守り神だと信じられてきた。 その神様を江戸時代まで、この森や村の子供たちは「クーナ」とか「ヒッコ」と呼んでいた。 ねぇっ!「クーナ、ヒッコ」って、”なんじゃぁ!そりゃ!”って思うやん(^。^)「クーナ、ヒッコ」の頭に「ス」を付けたら「ス・クーナ・ヒッコ」やんか!「ス・クーナ・ヒッコ」→「スクーナヒッコ」→「スクナヒコ」→「少彦」→「少彦名命」 ひゃぁ!”クーナって日本語起源の名前やったんや!””しかも神様の名前やなんて、妖精っちゅうたかて、ほんまもんの神様やんかぁ!” って嬉しくなった。「クーナ」って響きが、なんかヨーロッパか南米起源の言葉って感じで日本起源の言葉とは思わへんかったもんな。 なんせ、神社好きで日本の神様好きで外国嫌いの僕だから、この瞬間、俄然このドラマに肩入れしたくなってもた!!(^_-)-☆ 第二話でも、山口智子さんのアシスタント役(ほんまこのドラマ、名前が覚えられへん)の菅野莉央さんが、「私のいなかでは、ヒッコって呼んでましたけど」 って、クーナの事を語ってたし、ちゃんと伏線がはってあった(^。^)「ヒッコ」が「彦」とは思わなんだもんね(^_-)-☆ 因みに「少彦名命」は日本書紀での表記。 古事記では「少名毘古那神」。 出雲風土記では「須久奈比古命」とも表記されるらしい。 それと、少彦名命は大和国一宮の三輪山で有名な大神神社にも祀られてる神様やし、ごっつぅ大物の神様やねんで(^_-) それと、余談やけど、大阪市のど真ん中、中央区の道修町(どしょうまち)には「少彦名神社」があって、神農さんと呼ばれて親しまれてる。 このドラマから生まれたらしいクーナの絵本↓【送料無料選択可!】クーナ (こどもプレス) / 是枝裕和/作 大塚いちお/絵価格:1,365円(税込、送料別)