カテゴリ:社会科(地理・歴史)
昨夜フジテレビで『驚異の水世界~「水」検定2008~』って番組をやっててね、海から遠いミュンヘンでサーフィンを出来るってのが紹介されたんだ。
どうしてサーフィンが出来るのかは、あまりよく覚えてないんだけど、ダムから放流された水が川底の自然の地形の妙でサーフィンに適した波になるとかだったと思う。 で、僕が”あれぇ~?!”って思ったのがね、ミュンヘンは海から直線距離で300キロも離れてるにもかかわらずサーフィンが出来るってことをことさらに説明した部分なんだ。 ミュンヘンがドイツの南の端にあってアルプスにも近くオーストリアとの国境にも近いってことは知ってたので北の海からたったの300キロしかないの?!って思ったんだ。 だって300キロって言えば、うち(大阪)からたかだか静岡までの距離だよ。 ドイツってそんなに小さいの?って思うよね。 ところがね、画面に地図が出てミュンヘンから海へのラインが入って300キロであることが示されたんだけど、その海ってのが地中海側のアドリア海だったんだよ! ミュンヘンからだとアルプスとオーストリア、イタリアの2国を越えたとこが最短の海だとは思わなかったよ。 なるほどね! ドイツの北部の平原を越えてバルト海や北海に行くほうがずっと遠いんだな。 ドイツがそんな狭いはずがないもんね。 で、試しにミュンヘンから北のバルト海までの距離を調べたら600キロ以上あって倍以上なのは確かだけどそれにしても近いなぁって思った。 でね、僕が今までに1日に車を運転して移動した最長の大阪―平戸間の直線距離を半径にしてミュンヘンあたりを中心に円を書いてみたんだ。 なんじゃこりゃ!って思ったよ! ヨーロッパ狭っ! もちろんアルプス山脈なんかが、ど~んとあったりして、そうは簡単に移動できないところもあるんだろうけど、ミュンヘンを中心にしたらドイツ、ベルギー、オランダ、チェコ、オーストリア、スイス、クロアチア、スロベニアの全域とフランス、イタリア、ポーランド、スロバキアの半分ぐらいは円内に入ってしまうんだよな。 前に『水曜どうでしょう』という番組で大泉洋さんらがローマからポルトガルのロカ岬までドライブするってのをやって、 ”すごいなぁ!!”なんて感心したんだけど、あれ、別に大して凄いことでもなかったんだなぁ、て思った。 きっとアメリカ横断とかに較べたら、ヨーロッパ横断というのはしれてるんだろうな。 逆に言うと、その狭い中に雑多な文化がひしめき合ってることは凄いのかもね。 とはいうもののヨーロッパ文化を中心に考えるからそうなるのであって、もしも北アメリカがヨーロッパによって侵略されなかったら、北アメリカの原住民(インディアン)の中にも種々雑多な文化があったって言えるのかもしれないなんてことも思う。 もしも、その北アメリカの原住民の文化がアメリカ人によって破壊されずに現存して、それを中心に考えるってことが出来たら、ヨーロッパは十羽一からげにキリスト教文化で片付いてしまうかも知れないもんな。 って、この記事、なんか、えらい脱線してしまった…(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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